前回の記事とのギャップが凄いことになっちゃいますが、昨夜、父が老衰で亡くなりました。97歳、大往生です。
昨日の朝、父がここ2日ほど食事が採れてない(流動食が飲み込めない)状態だと介護施設から連絡があり、これは心不全が原因じゃなく老衰だから、このまま看取るかどうかの判断を迫られ、看取ると決めた矢先でした。
けど、そんなすぐに亡くなるとは思いもせず、翌日に顔を見に行く予定だったのに、仕事を終えて帰宅したのと同時にケータイが鳴り、いま呼吸が止まりましたと。
すぐ施設に駆けつけ、葬儀屋さんを手配し、葬儀会館に運ばれるのに付き添い、明日(もう今日になってたけど)の段取りだけ打ち合わせて、深夜1時半ぐらいに帰宅しました。
千葉県に住んでる兄には朝の段階でメールしたけど「細かいことは任せる」との返事。いや、そりゃ俺が全部やるつもりだけど、そこは嘘でも「こっちで出来ることがあれば何でも言ってくれ」と返して欲しかった。
さらに夜、電話で父が亡くなったことを伝えると、めちゃくちゃ眠そうな声で「実はいま(アイドルの追っかけで)大阪にいる」だって。
で、うちは三重県だから大阪ならすぐ来られる筈なのに「いや、あさって仕事だし、どうしようかな」と来たもんだ。つまり兄は、通夜や葬儀に参加するか、あるいは全て弟に丸投げして千葉に帰るか迷っている! 実の父親が死んだのに!
目眩がしました。あまりに驚いて、父が亡くなったショックが少し和らぎましたよホントに。
なんで、そんな人になっちゃったんだろう? 実に興味深い!
早く風呂に入って寝て、怒涛の日々に備えなきゃいけないのに、とにかく自分の兄に驚いたことを皆さんに報告したくて、書きました。
ほんと、感傷に浸るような余裕は無いですね。さすがに泣きましたけど。私は。
PS. おくやみ的なコメントは不要です。私が逆の立場だったら何て書いたらいいか分かんないし。見守って頂ければと思います。
逝ってしまった後の目が回るような忙しさを、私は割と落ち着いてこなしていたのです。通夜が過ぎ、明けて本葬の読経の際、私は大泣きしました。止めようがないほどの涙が突然あふれてきたのです。あのときの感情は、いまでも理解できていません。
でも、泣けてよかったと思っています。
ご飯は、ちゃんとたべてください。眠れるようなら周囲を気にせず目を閉じてください。