1月29日・・
ルネッサンスリゾート~喜屋武岬~具志川城~琉球ガラス~パイナップルハウス~沖縄空港=新千歳空港
喜屋武岬は沖縄本島の最南端・・
東シナ海に面する静かな岬で、沖縄戦跡国定公園に含まれる。
ここには沖縄戦で犠牲になった住民、軍人合わせて1万人の霊を弔う「平和の塔」が建てられていた。
その碑文に・・
「昭和二十七年十月地元民は将兵並びに戦闘に協力散華せる住民の遺骨併せて一万柱を奉納し
平和の塔と名付けしがこのたび南方同胞援護会の助成を得て新たに塔を建てその遺烈を伝う」
わたしたちはこの平和の塔に黙祷を捧げた。
岸壁には花束が置いてあった。
きっとこの岬で亡くなられたご遺族のかたが供えたのだろうと思う。
一万の御霊よあわれ泣き濡れて喜屋岬に花を捧げよ 春
沖縄南部は太平洋戦争の悲劇が凝縮した地域であった。
「ひめゆりの塔」はここからすぐ近い、
どんな方でも、涙なくして彼女たちの記録を読むことができないと思う。
実際の最南端は荒崎だという・・
向こうに見えるのがそうかもしれないね。
具志川城、
久米島具志川城主の「真金声按司」が久米島の城を追われ、ここに築城したと言われている。
いま復元工事の最中であった。
琉球ガラスで数々の作品をみせてもらって、こころが満足・・
美しい箸置とパイナップルをひとつお土産にいただいたので、
さあ、冬真っ只中の札幌へ帰ろう!