屯田物語

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六十四歳になって少しだけ思う・・

2005年12月11日 | 日常
柿食うて六つ四つのタネ残し

昭和16年12月11日生まれ
なんと六十四歳になってしもうた。
思い返せば、二十一のとき学校をやめてから職を転々、
それからの三年の歳月は自分が自分でない生き方を送ってしまう。

いい加減な人生であったが、
どうしょうもない焦燥感に喘いでいたときの三年間のことは忘れられない、
と思っていた。
しかし、あれから40年も経ってしまうとトゲトゲの苦い記憶は次第に丸くなって、
いつか懐かしい思い出にかわってしまった。

まあ、自分のことは大仰に考えがちだが、
”おしん”さながらの親の人生と比べると、
自分の生き様なんて袋入りの氷砂糖みたいなものだ。

息子の嫁さんの実家、国分寺の柿
果物はそれほど好きでないが、柿と梨とメロンは別。
この瑞々しい甘さはなんともいえない。