屯田物語

フォレスターとα6000が
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いつか読書する日

2007年11月08日 | 映画
いつか読書する日
お互い惹かれあっていた高校の同級生が、50歳になって始めて結ばれる。
しかし、翌朝・・

誰もいなくなった彼の自宅に牛乳を配達する美奈子、
カチャカチャという瓶の音が、生きている彼女の確かな心臓の鼓動のようである。
わたしは、このシーンを入れたいがために、敢えてこのような結末にしたのかと思った。

田中裕子と岸部一徳、どちらかといえば無表情な二人が演じる、
思春期から五十代へかける不器用な恋は、
既視感があって、自分もそのなかで呼吸しているような感覚であった。

この映画を見ると、牛乳瓶で牛乳を飲みたくなるよ。。



↑手稲山頂に白くなっているのは雪・・

↓屯田のイチョウ並木