屯田物語

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石狩川

2005年04月20日 | 
真勲別川から分岐した運河と石狩川の合流地点です。
流れはゆったりと石狩川河口大橋を通過し、大きく右へ周りこみ、
河口へと向かいます。
右側の雑木林から、少し下流を歩いていくと湿地帯があります。
そこが水芭蕉の群生地です。

   蕩蕩たる石狩の悔恨重し
   その身をからめ波に沈めよ




   ここからは海となりゆく石狩の
   河口に立てば、立てば天啓


歌人の俵万智さんの歌です。
石狩川河口の近くに建てられたビジターセンターのホールに掲げられています。  
石狩川河口に広がるハマナスの丘公園と日本海の雄大さを快い響きで詠んでいます。




運河 赤い橋の左は篠路、右は国道231号(石狩街道)と交差します。



石狩川河口大橋から石狩川河口までの地図です。
先端の緑色の部分がはまなすの丘公園です。
(MSNJAPANの地図から転載)



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3 コメント

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訂正します ()
2005-04-20 13:06:58
いま大通り公園の喫茶店にいます。

俵万智さんのお名前間違っていました。

帰宅したらすぐ直します。
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俵万智さんの歌 (ぶちょうほう)
2005-04-20 15:50:44
春様 こんにちわ

この俵万智さんの歌は素敵ですね。

サラダ・・・の頃の彼女の歌は饒舌に感じて、好きではありませんでした。

ところが今回のものは結構言葉が削がれていて、好感が持てます。

「蕩蕩たる・・・」遮る物が無く、一面に広い、平かな様子とのことで、こんな表現を初めて聞く小生は驚きます。

「滔滔と・・・」という表現は良く使いますが、これとは字も意味も全く違ってきます。

言葉の意味を知らないと解釈が違ってきてしまいますね。



はまなすの丘公園は花の最盛期に是非訪れたいところですね。

最初は森繁久弥が歌って有名になり、次に加藤登紀子が歌ってますます有名になった「知床旅情」。

この中でハナマスと歌ったのでそれで定着したようですが、本来は花後の食べられる実の形状を梨になぞらえたもので、正式名は今でもハマナシだそうです。

ナシを東北人がナスと訛って発音するために生じた誤用を、森繁さんと加藤お登紀さんが一般化したようです。

バラ科の美しい花はどう見ても茄子ではありませんので、「ハマナシ」呼びが復活してくれれば、名付け親さんも浮かばれることでしょうが・・。
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広大な砂丘 ()
2005-04-20 19:43:53
ぶちょうほうさん、こんにちは!

石狩川の河口付近の流れはゆったりして川幅も広いので、こういう表現になりました。

短歌というのも、ほぼ始めてのことなので、迷い迷いて60の手習いということです。



>はまなすの丘公園は花の最盛期に是非訪れたいところですね・・・



ここは砂地なこともあって、はまなすが一面に咲いているというわけではありません。

点在しているといったほうがよいかも。

花そのものより、広大な砂丘の公園と思ったほうが近いです。



ハマナシは始めて聞きました。

どうもイメージがわきません。(笑)

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