HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0811:内閣府のフォーラムにてパネリスト出演(品川駅情報)

2006-08-11 18:32:52 | 県外情報
内閣府地域再生計画のフォーラムに参加。
というか、パネルディスカッションのパネリストとしてお呼ばれしました。

こんな私でいいのだろうか?と思いながら、久々の東京。
でも、みんな気づいているか?あさってからはお盆。
そう、しかも週末ですし、行きはよいよい、帰りは乗車率120%の時期なのです。
おそろしや~。
だからもちろん、事前チケットを購入していきました。

さて、朝は宇治山田までパートナーに送ってもらいました。
いつもより1時間も早く出勤させてゴメンね。

で、朝から少しムッとする出来事に遭遇。
近鉄のホームでどうも電車のドアの位置らしき場所に大学生らしき男女三人が立っている。
しかも男性は、白線の外側。ようするに線路側です。
危ないです、見ていてハラハラしました。
なんでそこまで?

とりあえず、私の乗る電車がやってきた。
白線の外側にいた男性は無事線路に落ちることも、電車にひっかけっられることもなく、ホッ。

確かにその子たちの前に電車のドアがきた。
電車に乗ろうと、後ろに付いたら彼ら動かない。彼らをよけてみんな電車に乗っていく。
譲っているのかな?と様子を見ていたら、電車に乗る人が切れても動かない彼ら…。

杖をついた足の悪い人が通っても微動だにしない。

そのとき初めて、この子たちはこの電車に乗らないんだと気づいて、私は急いで電車に飛び乗った。

まさかの出来ごと。
もうちょっとで、目の前で乗り過ごすところでした。アブナイ、アブナイ。

電車に乗ったとき振り返って「なんやん、乗らへんのかん!!」(言い方がちょっぴりオバサン風)とキッと睨んでおきました。

そんなスタートなので、東京のややこしい路線も無事目的地にたどり着けるのか心配。

 
新幹線に車椅子対応トイレがありました。広いぞー。

といいながらスムーズに、近鉄→新幹線のぞみ→品川駅に到着。
品川駅に降りるのは初めて。

駅も広いぞー

新しいんだよね。
といっても4年ぐらい経っていたかな?きれいななったのは。
バリアフリーになったって、東京のWAWAWAの編集長から聞いていました。
編集長の感想曰く「バリアフリーだけど、広くて移動するのが大変」だとか。
うん、確かに広い。

でもいいところたくさんあった。
なによりも、表示板の字が大きい!!
 
コレだけ大きいと助かります。本当。

これ、弱視が見れるとは言いがたいけど、私たちのようなお上りさん(笑)にはとても心強いです。
あまりキョロキョロするのって恥ずかしいけど、ここで大きくかいてあると、遠くから見つけて、それめざしてこれるからね。
 
コインロッカーが低いのは背の低い私は助かりますね。誘導ブロックと共にデザインされたタイル。
これって弱視のかたは見やすい?


さて、ここからが問題です。
山手線→浜松町→大江戸線→麻布十番です。

おお、行ったことないぞ。
そもそも山手線もどっちまわりに乗っていいのかわからず、人に聞く。

浜松町に着いたら、次へのアクセスも駅員さんに聞く。
 
人に聞きまくってたどり着くけれど、これが車椅子のルートは?
と、道行く人に聞いても答えられないだろうな?そうなると困るんだよね~。


東京の電車は一度自分のカン(カンで行くなよ)で行ってえらい目にあったことがあるので、とにかく人に聞くようにしています。(調べろよと言われそうですが)


そんなこんなで無事目的地に到着。
集合時間もギリギリセーフ。

本日は
「地域再生フォーラム」
~人が変わる!地域が変わる~

と、ようするに地域再生には「人」が重要であるということがテーマで、豊後高田市の商店街の再生についてのトークセッションにはじまり、再生プロジェクトのメンバーでもあった地域活性プランニングの藤崎慎一さんの基調講演、それから江戸川大学社会学部鈴木教授のコーディネートにより、私を含めたパネルディスカッション。
私以外のパネリストは
雑誌ソトコト編集長 小黒さん
日本ニュービジネス協議会連合会副会長 吉田さん
構造改革特区・地域再生推進室長 大前さん
地域活性プランニング代表 藤崎さん

と、錚々たるメンバー。
こんな中に入っていいのか私…。

しかもフォーラムが始まる前に内閣府中島弘毅大臣にもご挨拶。(ええ部屋に入れてもらって、しばしみなさんとお話)

会場は150人予定だったのが大幅に増えて230人だとか。
確かに壇上から見るとても多い。
人がいっぱい。
濃い内容のフォーラムですが、パネルディスカッションにしては時間が少ないかな?
講演は一方的に話をするから時間はあっという間ですが、パネルディスカッションはなんだか一言一言しゃべるたびに注目されているようで、講演のときとは違う緊張感が走ります。


内容は
最強の人を育てるには

経験
ネットワーク
モチベーション

であるということであるとで、鈴木氏がみなさんにそれぞれに経験などを聞きました。
私は、パネリストの中では最年少なので、経験としてはそれほどないけれど、比率からするとモチベーションが大半をしめているでしょう。
しかし、パートナーと行動をともにするようになってから、おそらく普通に生活したら経験しないようなことたくさんしてきたな~。
悔しい思いも、うれしい思いも。
バリアフリールームの鍵なし、すりガラスのトイレも…(笑)。

またそれぞれのモノサシとは?ということを投げかれられて、ツアーセンターはお客さんの声を常に聞ける頃であるため、時代に遅れることなくモノサシは変化すると思うようなことを伝えました。
もちろん
身体や障害の状態が基準でお客さんにアドバイスをするのではなく、お客さんの行きたい気持ちが基準ですというパーソナルバリアフリー基準もPR!
あと、福祉や観光、それぞれが関係あるとかないとかいうのではなく行政の課のバリアフリーとかとか。

なんせ時間が短かったので、いつもしゃべり倒す私もコレばかりは、時間を気にして、これ以上しゃべると長いと思ったら、とにかくハショってハショってがんばりました。
なかなか聞けない私の短いトーク。(あれでもか?と言われそう)

フォーラムが終わったら懇親会。
いろいろいっぱい多種多様な人にお会いいたしました。

中でも今回のフォーラムとは関係ないですが、この間のお木曳きに参加したという方にもお会いしてビックリ。
しかも、知り合いの知り合いだと言うから、またまたビックリ。

狭いです。日本。

あんな短いトークでもみなさんはいろいろ思ってくれたようで、うれしかったです。

今日は東京在住の理事長も来てくれていたので、フォーラムと懇親会を二人でツアーセンターのPR責めしました。

※肝心のフォーラムは出ていたので写真がない…。

帰りの電車はとりあえず、チケットとってあったから、無事座って帰ることが出来ました。
帰ったら、パートナーが友人と珠家まで飲みに出てきていたので、そこまで歩いて合流。
私は彼の乗ってきた車を運転して帰りました。
ま、代行運転というのでしょうか?

朝1時間も早く出勤してくれたからね~。
それくらい…。