HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

御木本幸吉生誕150周年記念事業 記念式典

2008-11-12 16:45:27 | ハサカル
当日朝まで雨が降り、これはもう、屋根ありのところでの式典になるだろうと思っていたら、みるみる雨が止み、予定していたミキモト真珠島の御木本幸吉像の特設会場で式典ができることになりました。



雨があがって、空気も澄んで、青空のもとの式典はとても気持ちがよかったです。

御木本幸吉が鳥羽の地に生まれて150周年。
もちろん、私の生きている時代とは重なっておりませんが、鳥羽で仕事をするようになって、御木本幸吉氏のことを知れば知るほど、世界的にも偉人と呼ばれることは納得のとても素晴らしい人です。

さて、そんな御木本幸吉の生誕150周年を記念して、この式典を皮切りに約、一ヶ月間、いろんなイベントが行われているわけですが、7日(金)、その式典に行ってきました。

御木本幸吉生誕150周年記念事業詳細 ← クリック

最初に実行委員会委員長である市長の挨拶や、来賓の挨拶にはじまり、女流書道家矢部澄翔氏とKCundulationのバイオリンとフルートによるパフォーマンス書道&音楽とのコラボレーションが行われます。



書道はとても大きなところに「真珠」と大きく書き、そのあと、世界中の女性の首を真珠でしめてごらんにいれます。
これは、幸吉の有名な名言ですよね。



その後、鳥羽少年探偵団のみなさんである地元中学校生たち。
御木本幸吉を語るドラマをみんなで発表。

 

これがまた、いい感じで、この式典にこの部分がなかったらなんとともそっけないものになっていたかもしれません。
「日本中を公園にしたい」と御木本幸吉が言った言葉を実践し、この伊勢志摩の良さを残していきたいということで締めてくれまました。
そんな頼もしい、これからの伊勢志摩を担う子供たちを幸吉像が暖かく見守っているのを見て、なんだか目頭が熱くなりました。

さて、その後は、またまた書道と音楽とコラボレーション。
「智」「運」「命」
を音楽にあわせて芸術的に書いてくれました。

 


これ、どこに飾るんだろう?市役所?


 

さて、式典がひととおり終わると、桂三枝師匠と鳥羽水族館名誉館長の中村氏によるトークショー。

人もたくさん集ってきています。
地元民だけでなく、ミキモト真珠島に入ってきた観光客の方々も足を止めます。

トークショーの内容はもちろん、御木本幸吉に関わること。
なのですが、話がよくそれます。



それでも、三枝師匠がおもしろおかしく、軌道修正。
名誉館長と漫才しているようでした。

天気もハラハラいたしましたが、青空のもと無事式典が終わり、ホッ。

としているのもつかの間、記念事業のお手伝いで、私は絵手紙コンテストのお手伝い。
御木本幸吉ゆかりの地に関係する絵手紙であればOK。
11月29日(土)には、絵手紙の素材となるところを見て回るイベントウォークもありますので、みなさんもふるってご応募ください。

絵手紙コンテスト詳細 ← クリック

12月に補助犬の受入についてのバリアフリーセミナーを開催します

2008-11-11 16:41:43 | バリアフリーツアーセンター
12月はじめに、鳥羽商工会議所のバリアフリーセミナーを行うにあたり、鳥羽シーサイドホテルさんへ下見に行って来ました。
もちろん、バリアフリー調査済みのホテルですが、今回は、ここで補助犬のセミナーを行うことになりまして、午前中の短い時間で、いかに効率よくセミナーを進めることができるか?ということをイメージしてきました。

 

午前中に伺ったので、お客さんが帰られて、お部屋は掃除の巡回中でした。
天気も良かったので眺めもよかったですよ。




さて、そのバリアフリーセミナーとは

サービス業の方々対象に行います。

今日からできるバリアフリーセミナー
テーマ:補助犬の受入について

補助犬受け入れのためのセミナーです。実際補助犬が宿泊する際、客室の中でどのように過ごすのか?また食事の時、お風呂の時はどうするのか?そんな素朴な疑問を解決するため、実際補助犬利用者と共に旅館でシュミレーションをしますので、目からウロコな事実を知ってください。

日時:12月2日(火)
時間:10:30~12:00
会場:鳥羽シーサイドホテル
受講料;無料
定員:30名


興味のある方は、ぜひ、ツアーセンターまたは、鳥羽商工会議所までお問合せくださいね。

出合い系

2008-11-05 15:42:31 | ハサカル
日曜日は年に2回ある地元の出合い。
夏は草刈り(今年は行けませんでした)、冬は側溝掃除です。
今年は、家の前が下水道工事をおこなったので、工事済みのところは、ほぼ、何もせずにOKでした。



が、そうでないところは、一年分のヘドロがしっかり蓄積されていました。
なかなか大変な作業です。

おかげで翌日筋肉痛です。
みんなもそうよね?きっと…。

セーラビリティ会長の快気祝い

2008-11-04 14:23:59 | アクティビティ
セーラビリティ伊勢の会長である強力さんが、この秋の河芸で行われた海のバリアフリーイベントのときに、自転車で大きく転び、肋骨骨折などなど、かなりの重症だったんです。


たくさん集りました。料理も次から次出てきます。


その強力がさんが完全復帰。
ということで、1日の夜、20名近くが集っての快気祝いパーティです。


本業シンガーのかっちゃんが「ポニョ」を歌ってくれました。伴奏はオカリナ。参加型の大合唱です。


かっちゃんのソロも…。フニクリフニクラ、アメイジンググレイスをしっとりした部屋で聞きほれました
あ、右の写真は強力会長と景山先生の黒田節




オカリナと竜笛で雅楽演奏。うちの父も田んぼ作り指導者として今年はセーラビリティ農業部?として、参加。三味線を披露。


でも、それは、口実であり、時々行う沖縄会(沖縄の食材を取り寄せて食べる会)であり、ある意味、余興発表の場であったことは、いった人のみぞ知る…。(笑)

北海道知床の方々の視察がありました

2008-11-04 09:41:28 | 講演・視察
10月31日(金)~11月1日(土)に北海道の知床から視察7名様が伊勢志摩にいらっしゃいました。
センターの視察と、扇芳閣さんと大石屋さん分かれてにお泊りです。

私の帰り道に大石屋さんがあるので、大石屋さんにお泊りグループを私の車に乗せて送らせていただきました。
そのときに、大石屋さんの玄関で見つけたこの「YOKOSO JAPAN」の看板。



いいですね~。
大石屋さん独自で作ったんですって。

大石屋さんには外国人の宿泊者も多いんですよね。
しかも、欧米人ばかりだとか。
廊下もエレベーターの中も畳敷きの、この和風旅館、確かに外国人は気に入るはずです。

駅ボラ反省会

2008-11-04 09:37:16 | バリアフリーツアーセンター
随分時が経ってしまいましたが、29日(水)に、お盆のときの駅ボラ反省会を行いました。

慢性的な課題であった、(大きな)荷物の預かりについて、ちょっと光が差してきました。
地元のお店や、郵便局のサービスでなんだか出来そうな案が浮上しています。
これらに旅館組合などが入ってくれるとさらにパワーアップしそうです。

もしかすると、次回の駅ボラ(ゴールデンウィーク予定)のときには、もっと使いよい駅前になっているかもしれませんよ。
それは、また決定したら報告しますね。

しかし、本当、駅ボラは「観光に来るお客様へのお手伝い」だけでなく、長い目でみた鳥羽の観光の課題を抽出解決していく、いいキッカケだと思います。
続いていければいいですよね。

扇芳閣で「観光とバリアフリー授業」のフィールドワーク

2008-11-03 16:07:27 | 講演・視察
週明け27日(月)の授業はフィールドワークでした。
鳥羽水族館 → 近鉄鳥羽駅 と、来たので、最終は「扇野の宿 扇芳閣」です。

鳥羽駅に集合してから、生徒たちは扇芳閣さんのマイクロバスに乗って、現地へ。
この日は、補助犬使用者の木村さんとテンダーも同行。



補助犬と旅行した場合、部屋ではどのように過ごしているのかなどの疑問も生徒たちに解決してもらいましょうということで…。

時間が9時前ということで、まだお客さんたちもみえます。
チェックアウトで忙しい時間帯なのに、快く受けていただきありがとうございます。

前半は、レクチャールームで今日のスケジュールや説明、準備を行い、いざ、フィールドワーク。
生徒たちは、それぞれの疑似体験をしながら、グループ行動。

 

チェックインから始まり、お風呂や、パブリックのトイレなど、チェックポイントクリアしながら館内をバリアフリー調査を行います。

 

 

また、ユニバーサルデザイン客室には、木村さんとテンダーに待機してもらって、客室での過ごし方を説明。



そこで、いろいろ発見がありました。
まず、補助犬使用者は、客室に入ると、補助犬の定位置を決めるために、補助犬のつなげるところを探します。

 

扇芳閣のユニバーサルルームではベッドの足に繋げましたが、良く考えると、客室ってそういった、つなげるところってあまりないんですよね。
木村さん曰く、和室だとさらにつなげるようなところがないから、よく、ドアノブとかにつなげておくんだかとか。それらを探すのに、見えないため苦労するから、教えてもらえると助かるそうです。

なるほど!

また、木村さんが客室トイレに行ったとき、洗面の水がどこから出ているかわからない!と言われました。
そこは、蛇口の反対側から水が出ていました。


蛇口わかりますか?左にひねるところがあり、右側から水が出ます。


確かに、水道ってものは、蛇口から繋がって水が出ているというのが、基本。
ここはデザインで逆側から水を出していたんですね。
見れば分かることだけど、見えない人にはかなり、難しいですね。
自動で水の出る洗面も木村さん曰くドキドキすると言っていました。

なるほど!

いろいろ勉強になります。

そんなこんなで、無事フィールドワークが終わりました。
高校生と旅館というと、なかなか接点がないので、難しいかと思いましたが、みんなそれぞれの視点で見てまわってくれていました。
お疲れ様でした。

セントレア出動!イセシマン

2008-11-03 12:43:50 | ハサカル
報告遅くなりましたが、10月25日(土)~26日(日)にセントレアにて松阪・伊勢志摩観光物産展が行われました。


 
夫婦岩も宇治橋も出張です


 
松阪もめんの機織体験ができました。鳥羽ブースは答志物産がたくさん。


 


そこへ、イセシマン出動!
去年も行いましたが、松阪、伊勢志摩のキャラクターが勢揃いして、賑やかしをするという任務です。

物販もあり、去年よりブースの見ごたえもありました。
前半は南伊勢町出身のバンド、HEAVENのライブ。




盛り上げてくれましたよ。
別ちゃんに捧げてくれた「明日への勝利」を歌う前に、パラリンピックと別ちゃんの話もしてくれて、なんだかとても暖かい気持ちになりました。
ありがとうございますっ。


HEAVENのみなさんと写真を撮りました


物産展なので、出動休憩中は買い物もしましたよ。
志摩のあおさ製品をいくつか購入しました。
松阪の松阪牛入りの1050円もするレトルトカレーも清水の舞台から飛び降りて買ってみました。

地元なのに、場所が変わると、雰囲気でしょうか?
購買欲が…。


セグウェイの試乗会もしていたけど、予約で一杯でした。


さて、昼からの出動では、子供たちもたくさん来てくれて、イセシマンも大人気。
たくさんのファン?と写真を撮りました。
が、そのときの写真がありません…。
なぜでしょう?


伊勢レッドと記念撮影

東京タワー 22年ぶりぐらい?

2008-11-01 17:43:00 | 県外情報
お見舞いのあと、おのぼりさんならここへ行かなきゃ!
ってことで、東京タワー見学に行きました。


東京タワーの股の間から


中学校の修学旅行以来だと思うので、22年ぶりぐらいでしょうか?
あの頃の東京タワーとは違っています。
もっともっとキレイになっていました。
雰囲気も違います。

駐車場に車で入り、車椅子なんですが…と言うと、車椅子対応駐車場許可書みたいなファイルをいただき、奥の駐車場を案内してもらう。
そこの車誘導係りにファイルを渡すとちゃんと駐車場に案内してくれました。

時期がら、塔内は修学旅行生ばかりです。
おお、そうか、そんなシーズンです。
22年前も、こんな風に浮かれながら、東京見物をしたものでしょう。
あの頃、今の自分なんて想像していなかったことでしょう。

さて、目的として、展望台には行かないと。


別ちゃ~ん、何が見えるん?


150メートルの高さです。
展望料金は820円。

ぐるっと360度東京を見渡せます。


六本木ヒルズです。デカイよ。


すごいビル群です。
伊勢志摩でこんな高い展望建物はありませんが、山に登れば、これよりもっと高いところから眺められますよ~。
あ、違う?


またね~東京タワー


久しぶりの東京タワーは新鮮でした。
もちろん、車椅子でもOK。


点字プレートもありました


車椅子の修学旅行生もたくさん来てましたよ。

本当の東京行きの目的は…

2008-11-01 12:21:15 | ハサカル
別ちゃんの表彰式も無事終わり、東京一日目が終わりました。
さて、翌日…。



実は、これが東京行きの目的でもありました。

私たちセンターにとっても、別ちゃんにとっても、とても大切な人のお見舞いです。
たまたま出張中の東京で倒れられて、そのまま東京の病院で現在も入院中です。
倒れられて1ヶ月以上が経ち、ようやくお見舞いに行くことができました。
まだ、しばらく東京の病院のままですが、早く地元の帰ってきて欲しいですし、また私たちと一緒に仕事できることを強く、強く願っています。