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牟婁の読み方

2020-10-12 | 関西ローカル

今回の台風14号で、関西の天気予報では、例えば、波浪注意報で出てきていたのは、「田辺・西牟婁 新宮・東牟婁(和歌山)」と表示されました。

地図は得意ですが、「牟婁」は、今年になってから見る地名でした。

読み方は、分からなかったので、今回、調べました。

「牟婁」の読み方は、「むろ」です。

「牟婁」の「婁」の漢字は、次のとおり。

読みは、「ろう」。

意味は、次の通り。

1.①むなしい。中空。

  ②星座の名。たたら星。二十八宿の一つ。

  ③姓。「婁敬」

2.①つなぐ。つながれる。

  ②「巻婁けんる」は、とらわれる。やみつかれる。また、背が曲がる。ねこぜ。

3.①ひく。

  ②ちりばめる。

  ③あきらか。「離婁」

4.①しばしば。

[角川新字源 改訂新版]

です。

 

地名の「牟婁」は、ここを参照。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9F%E5%A9%81%E9%83%A1

一部抜粋:

牟婁の由来である「室」は「周りを囲まれた所」を意味し、三方を山に囲まれた田辺湾を指す地名である。 広大な郡が成立した背景には辺境の地であり人口が少なく平地が乏しいという地理的要因が存在する。

抜粋以上:

牟婁(むろ)の読み方が、分かりましたのと、田辺、新宮あたりの地域を指します。

 

全国で調べたら、読めない地名は沢山あると考えます。

普通は、読めない名前は、後で、変わったりします。

 

私が知っている事例の一つは、次の地名です。

東海道線(関西では、京都線)のある読みにくい駅名が、読みやすい駅名に変わりました。

その駅名は、神足(こうたり)駅で、1995年に、長岡京駅に変わりました。

神足の地名の由来は、次の通りです。

https://folklore2017.com/20000/2980058.htm

一部抜粋:

京都府長岡京市神足。地名は斉衡元年に官社に列した神足神社に由来する。神足の訓は「こうたり」とも「こうだに」ともされ、土地の人は地名を「こうだに」、神社名を「こうたり」と区別していたともいう。神足神社鎮座地は、東に小畑川を臨む一段高い地で、背後の谷を神谷(こうだに)と称し、それが神足(こうたり)に転訛したものか。

抜粋以上:

 

その神足神社の詳細は、次の通りです。

http://engishiki.org/yamashiro/html/020119-01.html

一部抜粋:

神社の由緒

延暦15年(796)丙子夏5月5日桓武帝勅祭

齊衡元年(854)10月17日戊辰詔ありて官社  

中世(鎌倉時代-室町時代)国人神足氏神足村の惣産土神として信仰

抜粋以上:

歴史ある神社だったので、駅名は、1995年まで変わりませんでした。

京都や長岡市近隣の人には、問題なかったのでしょうが、やはり、地域外の人には、読めない人が多かったのでしょう。

 

WEBで調べたら、「意外と読めない 日本の地名 -難読だけど面白い全国津々浦々一覧リスト」もありました。

https://iso-labo.com/labo/eria/name_of_Japan_place.html

何度も調べて、何度も出てくる地名がありますが、正しく覚えないので、悲しいかな正しく読めていません。

良く出てくる地名で、私が読めないのは、青森県の酸ヶ湯(温泉)です。

読みは、「すかゆ(おんせん)」です。

全国的に有名な温泉地なのですが、覚えられません