デング熱の感染者は、15の都道府県で合わせて97人となった。
デング熱感染者は、拡大中です。
当初の発生源と見られた代々木公園以外からも感染が伝えられています。
厚労省の発表(10報)、次の通りですが、ここでは94名の詳細が、掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140910-01.pdf
デング熱の国内感染事例の発生状況については、ここを参照:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_jirei.html
感染したと考えられている場所
- 代々木公園周辺(90名)
- 新宿中央公園(2名)
- 神宮外苑もしくは外濠公園(1名)
- 千葉県千葉市(1名)
- 外濠公園又は都立青山公園(1名)
- 東京都台東区(1名)
8月29日にデング熱の感染者3名の報道があったが、その後、増加、9月10日に、94名となった。
メディアに因ると、97名となった。
私が予測したとおり、3桁に近い感染者となった。
TV放送を見ていたら、気温が15度になると蚊の活動が弱まるが、蚊が死んだわけではない。
場合によっては、越冬する蚊もいるようである。
例年、海外渡航者のデング熱の感染者は、おりました。
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm
2013年では、249名でした。
今年になったら、急に拡大したのは、どうしてか?
例年なら、重い風邪で済ませていたのが、今年、戦後初の国内感染が発覚し、報道され、この報道により、このデング熱の存在を知り、病院に行くようになって、感染者が正確に把握できる様になった気がする。
結果、日本全体にとっては、良い傾向である。
どの地域でも感染する可能性はあるが、今回は、首都圏に集中すると考える。
私は、デング熱の拡大の原因は、蚊の電車移動と考えている。
海外感染者 → 蚊 → 感染者 → 蚊 → 感染者 ・・・・・が感染ルート。
蚊が、自動車に入れば、その移動距離になる。
蚊が、電車に入れば、その移動距離になる。
蚊が、飛行機に入れば、その移動距離になる。
しかし、飛行機による可能性は、低いと考える。
電車で考えると、代々木駅、千駄ヶ谷駅と稲毛駅間には、総武線が走っている。
都立青山公園の最寄駅は、千代田線の乃木坂駅で、代々木公園の近くとは、千代田線が走っている。
渋谷駅と横浜駅は、横須賀線が走っている。
代々木駅、原宿駅は、山手線が走っている。
代々木公園近く、新宿中央公園近くを走っている鉄道は、次のとおり。
山手線、千代田線、小田急線、東横線、田園都市線、副都心線、銀座線、半蔵門線。
丸の内線、京王線、都営新宿線、都営大江戸線、中央線、総武線。
これらの路線での拡大は予想できる。
報道機関で、電車による蚊の移動の可能性を指摘している記事はない。
これらの考察から、私は、デング熱の拡大の原因は、蚊の電車移動と考えている。
デング熱の感染者が拡大しないことを祈るのみであるが、まだまだ、暫く、拡大すると考える。