最近の事件の犯人の年齢が、50歳前後、50代なので、気になった。
・岡山の小学生の誘拐、監禁事件。自称、アニメーターは、49歳だった。
自分好みの妻にしたかったとは、驚き。自分の子供でも思い通りにならない現実を知らな過ぎる。
・大阪府警の50歳代の男性警部補。
16年間にわたり、担当した性犯罪や窃盗など約150事件の現場写真や作成途中の捜査書類など3000点以上の資料を自宅に隠し持っていた。
この警部補は「異動の際、後任に引き継ぐのが恥ずかしかったので家に持ち帰った」と話しているが、年間 9件から10件を隠していたことになる。
営業のような目標管理がある訳でもないので、上司や組織は、何を基準にして管理していたのかとも思ってしまった。
よくよく考えて見れば、犯罪と何歳とは関係ないと考えるが、平成25年の犯罪白書は、面白い傾向を挙げていた。
http://www.moj.go.jp/content/000115818.pdf
最近は,全般的に高年齢化が進み,60歳以上の者の構成比は,平成5 年には5.7%(1万6,892人)であったのが,24年は,23.8%(6 万8,299人)を占め,特に65歳以上の高齢者が16.9%(4 万8,559人)を占めている。
年老いての犯罪は情けない。
白書では、高齢者の犯罪が増加傾向にあるとなっている。
この白書では、こんな数字も挙っている。
年間64千件処理している。
67千人が刑事施設に収容されている。
25千人が、刑務所に収容されている。
(年間138億円ぐらいの税金で賄っていると想定される)
12千人が、仮釈放。
15千人が、観察保護。
101千人が、少年による刑法犯。
119千人が、犯罪少年の検察庁新規受理人数。
132千人が、少年保護事件 家庭裁判所新規受理人数。
13千人が、少年鑑別所入所者数。
26千人が、少年の保護観察開始人数。
287千人が、一般刑法犯 検挙人員中の再犯者人数。
2千人が、高齢者の入所受刑者人数で、人数も高齢者比率も増加傾向(P37)。
詳細は、この白書を参照してください。