現行、消費税10%の対応として、キャッスレス支払いにすると、5%が還元されています。
この制度が6月末で終了します。
キャッスレス支払い比率を上げるための施策でした。
日本では、紙幣への偽造も少なく、キャッスレスへ移行する意味合いは余りないと考えます。
https://wired.jp/2019/02/23/japan-holdout-asia-cash-free-future/
タイトル:日本にキャッシュレスが浸透しない理由には、文化的な要因がある
ある程度、キャッシュレスの制度ができているが、その運用を替えるだけで実現できると考えます。
その一つが、JR系のSUICA、ICOCAカードの運用です。
SUICAは、ある程度対応できていますが、ICOCAが対応できていません。
ICOCAに入金できる制限が、一日2万円、月4万円の上限があります。
そもそも、先に入金して後払い方式です。
上限を設ける必要性が分かりません。
個人が財布で現金を持つとき、一日2万円まで追記で現金を補充でき、月4万円までしか現金を補充できないと言う制限はありません。
この制限を無くしたら、現金比率が下がると考えます。
JRのICカードの取り扱い手数料がいくらなのか分かりませんが。クレジットカードの手数料よりかなり低ければ、こちらのカードの誘導できると考えます。
日本に普及しているシステムで、キャッスレスを進めれば、良いと考えます。
韓国のキャッスレスが進んでいるのは、クレジット漬けにしているからです。
https://paypay.ne.jp/store-media/knowledge/0025_kankoku/
キャッシュレス化を促進するため、韓国政府は以下のような政策を行っています。
・所得控除政策
・宝くじの参加権を付与
・年商240万円以上の店舗にクレジットカード決済の対応を義務化
・所得控除政策とは:
韓国では、クレジットカードの決済額が年収の4分の1を超えた分に対して、その20%を300万ウォン(約30万円)を上限に所得から控除し、年末の源泉徴収時に還付する制度をスタート
・宝くじの参加権の付与とは:
クレジットカードで1,000円以上お買い物をするだけで実質無料で宝くじに参加できるようになっています。
宝くじの抽選は毎月1回行われ、当選金はなんと1億8千万です。
日本の現行キャッスレス支払いの制度の高度な運用で、日本独自のキャッスレス社会の拡大を図って欲しいと考えています。