古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

年齢相応に弱ってきました。

2013年11月19日 01時18分25秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは三木市老人クラブの〈ウォーキング〉があって参加しました。ことしは口吉川町の番で、公民館から蓮花寺まで2,9キロメートルを歩く催しです。「我が庭」のようによく知ってる散歩圏ですから軽い気持ちでしたが、歩きはじめてみると結構きつく感じます。ふだんの散歩は「有酸素運動」どころか気が向けば立ち止まって草花を手折ったり写真を撮りながらのんびり歩くのですが、このウォークは一定の速度でしっかり歩きます。
 それをやってみて体力が落ちているのを実感しました。写真は蓮花寺に着いて本堂の前でお坊さんの説明を聞いているところです。みなさん、疲れたような顔をしています。ぼくも疲れをしっかり感じました。「弁当を食べたらまた公民館まで歩かねばならない」と思うだけで気が重くなりました。
                
 帰り道、先頭を歩いていましたが、だんだん老人たちに追い越され、公民館に着くころにはビリに近いところを歩いていました。怠けて歩いたつもりはないのに。「無理して早足で歩いたら続かない」と自分のペースを守っただけなのに。
 そうか。〈後期高齢者〉とはよく言ったものだ。ガクッと体力が落ちてる。もう〈ウォーキング〉に参加するのはやめよう。いまさら自分を鍛えるつもりはないから、マイペースで散歩すればいい。
 2時過ぎに帰ってひと休みしたあと、ウッドデッキの手すり工事をしました。『イタウバ』(ブラジル・マッドグロッソ州のハードウッドで「25年もつ」と書いてあった)を切ったりビス止めをする作業が残っていたのです。気がついたら2時間も作業に没頭していました。
「おかしなもんや。自分の興味があること、好きなことをする元気だったら、なんぼでも出てくるんやな」
 そんなことを思いながら日も暮れ、人生も暮れていきます。
 
コメント
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