2013年最後の草刈りをきのうからはじめました。ぼくにはぼくの『草刈りの美学』があって、もう来年3月まで刈りませんから時間をかけて丁寧に刈ります。
ぼくが草刈り機を購入して草を刈りはじめたのは1999年、62歳のときでした。神戸の街中に暮らし、西区神出の田んぼに出掛けて、おっかなびっくりで草刈り機を振り回しました。はじめは鋸歯が猛烈に回転するのがこわくて、十字の歯をつけて刈りました。翌年道子さんが『大豆畑トラスト』を立ち上げ、ぼくは3反の田んぼの草刈りをせっせとするようになりました。でも斜面の草刈りはこわくて、はじめはせいぜい高さ1メートル程度の土手を刈っていました。
いま76歳。それなりにうまく刈れるようになり、きれいに仕上げようと思っています。でも斜面の草を刈ると脚が疲れます。足場をつくっていますが、バランスをとるのに脚の筋肉を使うのでしょう。なにしろよろめいたときの粘りがなくなり、ポテッとこけるようになりましたから。休み休み刈ることにします。
ときどき何歳まで刈るのかな、と考えるようになりました。勝手に82歳くらいまでは大丈夫と思ってはいます。