古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

フィンランド・エコ・デッキの床にしました。

2013年11月13日 02時38分41秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 家を建てた7年前、東向きにひらけた眺望をひとり占めするように《ウッドデッキ》をつくりました。そのデッキの床が傷んできました。原因はいろいろあります。参考のために記しておきます。

○ 工事がらくなように幅の広い材木を使用した。ウッドデッキの床材料としては〈2×4材=厚さ4センチ×幅9センチ〉/少し幅広の〈2×6材=幅14センチ〉を使用するのだが、うちのデッキにはもっと幅広の〈2×8材=幅18センチ〉を使用した。
○ 長さ8フィート前後の木材をずらしながら桟にネジ止めしていくのだが、うちは欲張って14フィート(4メートル余り)の木材を使用した。分厚くて長いので材木があばれやすい。
○ 費用を安くあげようと「雨ざらしになるウッドデッキには使用してはいけない」とされているSPF材(安い外国産の針葉樹材)にキシラデコールを塗って使用した。
○ 分厚いはずの木材が「日にさらされ・雨にさらされて」反り返り中央に水たまりができた。また反ったり戻ったりして、分厚い板がひび割れてきた。そこから雨水が木材の中心までしみ込み、腐蝕がすすんだ。
○ 毎年キシラデコールを塗るつもりにしていたが、なぜか塗る気にならずに4年ほど過ぎてしまった。(もし毎年塗っていたとしても「ひび割れた」から腐蝕はすすんでいたでしょう)
 
 床を踏み抜くほど腐蝕がすすむのはまだ2年ほど先になるでしょう。(途中から急速にすすむものですが)でも腐蝕した板を、つぎつぎと「切り取って張り替える」のは気持ちの滅入る作業です。なんか「展望がない」というか「希望がない」というか「先が見えない」というか、とにかく気の進まない作業です。
 で、「メインテナンス・フリー」にしようと思い切って少し費用をかけて人工木材に替えました。じゃーん!!
                
 フィンランド・エコ・デッキの人工木材です。ぼくが調べた限り、これが人工木材の中では一番安いです。それに人工木材は中国産がかなり入っているのですが、いろいろなことがあるようです。フィンランド産なら安心。ヨーロッパの中でもアジアに親しみをもっている国ですし、ぼくも行ってみたい。ま、もう無理だけど。
 これをあつかっている店は1軒だけみたいですが、実物を見て安心しました。重いけど作業はしやすい。木材と同じように加工できます。温度による伸縮と、日が当たると熱くなる点には気をつけます。
 写真のように長さ4メートルの材を並べてスペーサー(クリップ)で止めました。なお腰掛けられる低い手すりの板も替えることにしました。こちらは天然木にします。ブラジル・マッドグロッソ州産の『イタウバ』という木材で、発売元のリーベという店によると「25年はもつ」そうです。
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