古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

安納芋の焼き芋でおもてなし。

2014年03月09日 02時58分00秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 村の《公民館お掃除当番・女性グループ有志》の《たき火BBQ》は寒いので延期しましたが、おしゃべり会は予定通り。床にワックスをかけたり、デッキにイスを並べたり、ガラスを磨いたり。お客さんをテコにした「お掃除パワー」が全開になり、写真のようにきれいになりました。久しぶりです。
                 
 ここでおしゃべりしてもらいながら、ぼくは裏山でたき火の番をしました。ダッチオーブンで焼き芋をつくる指令が出たので。濡らした新聞でサツマイモ(安納芋)を巻き、その上をクッキングホイルで巻き、小石を入れたダッチオーブンに埋めて火にかけるのです。1時間で焼き芋ができます。
 サツマイモを冬を越えて保存するのは苦労しましたが、「寝室のベッドの下に置く」やり方が一番成功しています。「発砲スチロールの箱にもみ殻を入れて埋め込み、冷蔵庫の上に置く」。これはよさそうでダメでした。満蒙開拓青少年義勇軍の方には「家を建てるなら地下室をつくるといいですよ」と勧められました。極寒の満州でも地下室なら保存できたそうです。西洋では民家の地下室が映画なんかに出てきますし、たしかにいいでしょうね。
 女性会有志の《たき火・BBQ》は4月にやろうという話になりました。できれば老人会でもそんな会をやってみたいので、また呼び掛けてみます。
 春になるし、なんとなく「心弾むこと」をやってみたい。
 これを書いているいまは〈夜の二時半〉です。
 家の中で物音がしたような気がして、立ち上がり、電灯をつけて、リビングルームと玄関を覗いてみました。何もありませんでした。空耳だったのでしょう。それで不安が霧消するわけではありません。しばらく波立ったままです。
「独り暮らし老人の夜」がふっと胸をかすめます。
 そんな方がいっぱいおられます。いまも一人で寝ておられる。田舎だったら大きな家に一人。〈家鳴り〉もするでしょう。空耳もあるでしょう。微かな地震を感じるときもあるかもしれない。ペットでもいたら、通じなくても声を掛けるだけでホッとされるのでしょうか。
コメント
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