きのうの日曜日、大志くんや萌ちゃんがやってきて久しぶりに 《裏山・たき火・バーベキュー》 をしました。久しぶりといっても2月の中頃にしたから一か月ぶりです。いや、3月に入ってからもしたかな。
ここで暮らすおじいちゃん・おばあちゃんには裏山のたき火はめずらしくありませんが、街からやってくる子や孫にはたのしいようです。たしかに裏山も春らしくなりました。南高梅、紅梅、サンシュウ、馬酔木など早春の花が咲き、木々の芽がふくらみ、ウグイスが鳴き、あまり寒くありません。
ベンチはペーパーで削って塗り直してあるし、物置きテーブルもできています。「アルミホイルに包んだシイタケが焼けた。ポン酢がほしい」といえば台所から持ってくればいいし、厚揚げにはショウガ醤油を、焼鳥にはたれを、焼きおにぎりにパンにソーセージ、それにマシュマロを焼いたりして、なんとなく気分が広がります。いつものようにダッチオーブンでつくる焼き芋は、おじいちゃんの担当です。
「孫たちの 〈田舎のおじいちゃんおばあちゃん〉 になりたい」という願いはどうにか間に合っていまの生活があります。
きのうは16日でした。うちの村の『大将軍神社』(村では「畑の神さん」と呼んでいます)の祭りの日です。(田植えの6月と稲刈りの10月以外は毎月16日にあります)いままでは、 /我が家/萌ちゃん一家/大志くん一家/ と順繰りに賽銭を納めて拝んでいました。
賽銭を納める様式は、上に「家内安全」とだけ書き、下に拝む人の〈性別・年齢・干支〉を書きます。名前は書きません。中に12の倍数の賽銭を入れます。うちでは今月から「家内安全」の横に「世界平和」と書き足すことにしました。また、いままで一人ずつの袋だったのを連名にしました。先月連名の袋が納めてあるのをみて、うちもそれでいくことにしたのです。賽銭の袋はいままでと同じ3つだけど、毎月3家族分を納めて拝みます。
きのうはちょうど大志くんがやってきたので、いっしょに大将軍神社にお参りしました。大志くんは道を歩くときも「あぜ道」にそれ、細い畦を走ったり溝を跳び越えたりでハラハラします。
ここに引っ越してきたときはよちよち歩きだったのに、ついてゆけなくなりました。