古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

樹が倒れるので注意しなくては。

2015年08月28日 02時46分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ためておいたペットボトルを大きなビニール袋に入れて、収集日の早朝、軽トラでゴミ・ステーションに行こうとしたら、道路に山の木が倒れて「通せんぼ」してます。同乗の道子さんに片付けてもらおうとしたのですが、一人では動きません。道の真ん中に車をとめて、土手の空き地まで二人で倒木を引き摺りました。
 高さ4メートル超で枝の張った枯れ木です。折れ口を見ると完全に枯れたアラカシのようです。山際にはアラカシが生え、中は竹藪がはびこる山ですから、古いアラカシが枯れて倒れたのでしょう。夜中に倒れたからよかったものの、人や車が通り掛かったときに倒れたら事故になったかもしれません。
 倒木の根もとの写真です。20センチ超の太さです。
                     
 きのう、ノコギリで枝を切り山の繁みに片付けました。枯れ木なので切るのは簡単でした。
 
 この山はむかし赤松の生える松山だったそうです。むかしは炊事に「枯枝や枯葉」をつかいましたから、村の人たちは山に柴刈りに行きました。山の手入れが行き届き、マツタケがよく生えたそうです。「マツタケが採れて採れて、自転車にカゴ積んで、三木の街まで売りに行ったもんですわ」と村のおじいさんに聞いたことがあります。
 いまは竹藪になり、クヌギ・コナラがわずかに竹より高くなって生き延びています。うちの裏山にも赤松が一本残っていましたが、引っ越した年に枯れて倒れてしまいました。
 このたび倒れた木のそばに太い赤松が立っています。直径30センチ超の立派な赤松です。数年前まで枝を伸ばしてしっかり生きていたのですが、いまは完全に枯れて幹にキノコが生えています。(マツタケではありません)この樹は近い将来、必ず道路に倒れます。おそらくぼくが生きている間に。
 その赤松の写真です。
                     
 松は根もとがとても強いです。油を含むので腐りません。でも幹は枯れたら弱い。大風の夜中に倒れたらいいけど、車や人が通ってるときに倒れたら事故になります。どうしたものか。
コメント
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