古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

前の畑で仕事をしました。

2020年07月17日 20時02分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 裏山のほうに気持ちがいって、前の畑をおろそかにしていました。今日は前の畑で少し仕事をしよう。まず電撃殺虫器の掃除をしました。山繭(やままゆ)の蛾でしょうか。殺虫器のそばのネットにとまっていました。

 口はなくて、成虫の蛾は何も食べません。幼虫時に食べたものだけで成虫になり、卵を産んで死んでいきます。
 今日気合を入れてした仕事は大豆の土寄せです。生長してきた大豆の根元がしっかりするように両側から土を寄せました。真砂土が混じっているのでよくほぐれています。

 小ぶりの畝に《二条植え》していますから密植のように見えます。サチユタカがどれくらいの高さになるか。どれくらい枝が張って茂るか。いつ頃花が咲き、サヤが出来て、いつ頃葉が落ちて、サヤがはじけるか。
 サチユタカの収穫については未経験です。これからはこまめに様子を見ることにします。
 サツマイモの畝が盛り上がっています。ちょっと繁り過ぎです。「ツル上げ」をしてみました。
 しまった! 遅すぎた。ツルがいっぱい根を張っています。

 これではサツマイモはツルボケになります。葉が茂り、ツルの途中で根が張り、サツマイモはできない。これからツル上げを10日に一度やることにします。
 
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道子さんのマムシ退治

2020年07月17日 02時36分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうの朝午前6時過ぎのことです。ぼくは前の畑に大豆の生長ぐあいを見に行きました。「補植」が必要かどうか。200本余りの大豆は大丈夫です。苗が20本ほど残っているので山に植えるかな。
 道子さんが、マムシ棒を持って前の道を横切ってきました。
「プランターの下にマムシがいる。さっきいた。マムシ棒(裏山の畑に置いてる)を取りにいった。もう、どこかに行ったかわからんけど」
 ぼくはマムシ棒を受けとってプランターのところに行ってみました。とぐろを巻いているような胴体の一部が見えます。プランターをちょっとずらして、マムシ棒で胴を押さえました。胴体を押さえたので頭はよく動きます。道子さんが胴体を火バサミで押さえ、ぼくはマムシ棒を頭のほうに突き刺しました。道子さんが45リットルの大きなビニール袋を持ってきて、火バサミとマムシ棒でなんとか袋に入れました。
 マムシは腹が黒い点点でいっぱい。ふつうの蛇のように白くありません。おどろおどろしい感じです。それを黒いビニール袋に入れ、ちょっとした大きさの段ボール箱に入れ、テープで厳重に封をしました。たき火で焼くか。燃えるゴミに出すか。
 マムシはちょっと大きいサイズです。1メートルあるか。数年は生きているみたいです。
 台所前のウッドデッキで、2,3年前に道子さんは蛇を見ました。その「胴の模様がマムシのようだった」といいます。「マムシがいるから気を付けよう」とお互いに話していました。台所デッキ前の茂みは道子さんの仕事現場です。ここにはボタン/シャクナゲ/テッセン/ハスの火鉢2つ/桔梗/などいろんな花の花園になっています。道子さんはここで仕事をすることがよくあります。
 棒でつついたり声を掛けたりしてから茂みの手入れをするといいますけど、いままでマムシに咬まれなかったのは、まさに奇跡です。よくもまー、ご無事で! このマムシはこの数年ずっとデッキの下やプランターの下にいたのです。
 ぼくは、マムシに咬まれた人に直接話を聞いたことがあります。田舎暮らしをはじめてから2人のひとに。
1人は川向いの村のTさんでした。
「どんな時に咬まれたんですか」
「朝、ちょっとサツマイモの草を抜こうと手を伸ばしたら」
「痛かったですか」
「はじめはピンとこなんだけど、痛くなって、H病院に救急車で運ばれて、2週間入院した」
 あとで聞くので本人は軽く話しますが、こっちはビクビクしてききました。
 もう1人の方はうちの村の花の好きなご婦人です。
「咬まれたときはどんな様子だったんですか」
「朝、庭の草花を見てて、草を抜こうとちょっと茂みに手を入れたら」
「痛かったですか」
「だんだん。救急車でH病院に運ばれて、2週間入院しました」
 つかまえたあのマムシはこの2,3年ずっと台所前のデッキ付近にいたでしょう。茂みには小さい蛙がいっぱいいます。ちょうどマムシの口にあうくらい。だからあちこち行かないで、ここでずっと暮らしていたのでしょう。
 裏山でマムシをつづいて殺した時、マムシを警戒して「皮手袋にしよう」と話したことがあるけど、最近は無警戒でした。いつもいいますが、「マムシに咬まれないで一生を終えたい」と切に願っています。
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