古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

散歩するといろいろあります。

2023年07月04日 19時15分29秒 | 古希からの田舎暮らし
 昼まではまた〈焼き芋〉をしました。12インチのダッチ・オーブンをたき火にかけて、小石を詰めて焼きます。中サイズのサツマイモで6,7個は入ります。

 たき火の〈お守り〉をしながら「炎」を見る。ふだん「炎」を見ることがなくなりましたが、見てると「なんとなくいい」。
 午後も〈たき火・焼き芋〉をしようと思っていましたが、昼寝してしまいました。まー無理しない。
 お茶のあと散歩してみました。

 竹は花が咲いて枯れ、竹藪が明るくなっています。中央にあるのはイノシシ用の檻です。我が家の北50メートルの竹藪に仕掛けてあります。100キロのイノシシでもとれる檻ですが、去年から仕掛けて一頭もとれたことはありません。この頃、このあたりはイノシシが出なくなったようです。
 この檻から100メートル北に上ると「蛇ガ池」があります。蛇ガ池の堰堤です。

 人の腰を越す草におおわれていました。〈田植え〉がおわり、7月2日(日)にうちの村と隣り村で堰堤の草刈りをしました。ふだんは年配の人が出てきますが、日曜日の村の草刈りのときは〈若い衆の集団〉が力強く刈ります。ふだんはお勤めがあるのでしょう。腰を越す草がきれいになぎ倒されています。

 ふだんは草におおわれて見えなくなっている〈蛇ガ池の祠〉です。やっぱりいい。存在感がある。

〇 もう一つ、今日の話題。
 イノシシの檻と反対側にイノシシ防御の柵があります。それを開けて入ると〈アメフラシの神さまの祠〉があります。その祠の前で畑をつくっているおじいさんと、今日は立ち話をしました。
 このおじいさんは昭和14年生れで84歳。昭和52年(1977年)からこの土地を耕して、46年間畑をつくっている人です。住まいは伊丹市で、90分車を運転して畑に通っています。村はずれの「高山」(字[アザ]の地名です)に家が建ち、人が住むようになる以前からずっと通っている人です。まだ30代の元気者が50年近く遠いところに畑をつくってる。いまも週に一度は畑に来るそうです。この地域の人とは「交流・かかわり」なしです。ぼくがこの地に住んでから17年になりますが、このおじいさんと話したのは二度目です。一度目は去年「左の広池」のそばで、「かぼちゃあげましょか」と声を掛けてもらいました。今日は散歩の途中、ぼくのほうから「どうか寄ってください」と声を掛けました。
 実直そうな、笑顔のいい、おじいさんです。ぼくのほうが2歳年上のおじいさんですけど。
コメント
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