
これは「シャープペンシルの芯」です。〈0,5ミリ〉〈2B〉の芯です。この数年間にぼくが買いました。青山台のイオン(旧サティー)文具売り場で買います。
何につかうか。ぼくは漢字ナンクロをずっとやっています。漢字ナンクロをやるには、シャープペンシルで漢字を書き入れます。濃い目の芯〈2B〉にしたのは、力が弱くても書ける、書いた字がよく見える、からです。一つ一つのケースには芯が40本くらい入っています。それが14ケース。何歳まで生きるかわかりませんが、生涯かけても使い切れない量の芯です。
ぼくは今朝、あちこちの入れ物を探して、これだけの芯を集めました。自分では「芯をよく使うから買っておこう」と思って買ったのですが、こんなに〈買い溜め〉していることは忘れています。というか頭から消えています。
これは老人に「よく起こること」と認識を新たにしました。
もうシャーペンの芯は買いません。また何か「買いそうになる」「買い溜めしてしまう」ことになるかもしれません。
店の中をウロウロしていると「買うのが仕事」みたいな気分になります。「何か買わないといけない。何も買わない自分は不要な人間だ」という気分になります。
老人にはありがちなことです。どうしようもありませんけど。