古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「ヒヨドリくん、疑ってごめんなさい」

2014年11月11日 02時35分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 8日・土曜日の朝、散歩に出たときの写真です。場所は隣の「西中」村の山に登る階段のそば。イノシシ撃退の電線に似せた白いヒモが張ってあり、イノシシはヒモを越えて黒豆畑には入っていません。でもヒモの外側の道ばたはすさまじく掘り返してあります。イノシシが地中のミミズを食うために掘ったのです。その馬力(猪力)は凄い! 写真ではわかりにくいですが実際に見ると、イノシシのユンボなみの力が実感できます。ほとんどの農道は舗装されましたから、舗装してない道ばたは少なくなりました。でも道ばたがあるとイノシシは掘り返してミミズを漁(あさ)ります。これだけ掘るのは毎晩出没しているからでしょう。困ったものです。
 なんて他人事みたいな話をしている場合ではありません。
「吊るし柿はヒヨドリが食ったんだな。もう一つもやるものか。動物ネットでガードするぞ!」
 と、小屋にネットやテグスを張りました。ところがまた食われています。一つや二つでなく半分以上。きれいに食ったヘタだけが地面に散乱しています。
「鳥の仕業にしては食った量が多過ぎる。鳥でなくて哺乳動物だな。猫かアライグマか」
 うちの村には「外食猫」=地域猫(それとなくエサを与えられ、飼うともなく飼われている猫を『地域猫』というのだそうです)がいて、うちのウッドデッキも夜の散歩コースになっています。そいつが飛びついて食ったか。
 しかし猫は魚や肉には貪欲ですが吊るし柿を10個も20個も食べるかな。
 とするとアライグマか。
 アライグマは甘いものが大好きです。スイカやトウモロコシ、サツマイモなどをよく食べます。あの甘い吊るし柿を見逃すはずがありません。でも警戒心の強いアライグマが畑でなく人家の小屋に出没するか。いままで畑に置いた檻で捕獲したことはありますが、我が家のまわりに出没したという証拠はありません。
 あれこれ考えて「やっぱり犯人はアライグマしか考えられない」という結論に達しました。
 市役所で捕獲用の檻を借ります。
 動物ネットを張った頑丈な吊るし柿用ネットボックスもつくります。
 ヒヨドリくんのふだんの行いからつい疑ってしまいました。このたびは違うようですね。
 
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