古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

やなせたかし著『絶望の隣は希望です』を読みます。

2025年02月03日 21時23分16秒 | 古希からの田舎暮らし
〈アンパンマン〉の漫画家やなせたかしさんは2013年に94歳で亡くなりました。子ども向けの漫画家ですから彼の本を読むことはありませんでした。このたび東条の図書館で『絶望の隣は希望です』(2011年刊・小学館)という題名の本を見つけて、借りてみました。中味はすばらしい。読むのがたのしみです。高齢になっても売れない漫画家のやなせさんはこんな詩を書いてます。引用します。


 漫画の注文は来なくても、時間はたっぷりあるのだから、書き続ければいいのだ。  …… いつか、日が射し込んでくるのだ。僕は、自分の胸にそう呼びかけて、注文もされないのに描き続けました。ここでクサってはだめなのだからと描き続けました。そして、こんな詩をつくって、自分を勇気づけました。

  絶望の隣に  だれかが  そっと腰かけた  
  絶望は  となりのひとに  きいた  
  「あなたはいったい  だれですか」
  となりのひとは  ほほえんだ。
  「私の名前は  希望です」

 この詩は、小室等さんによって作曲され,…… 自分を励ますためにつくった詩が、他人を励ますことに …… 。


 今日からバリバリ仕事をするつもりでしたが、午前中買い物に出て、お昼は久しぶりに〈悠庵〉で「穴子どんぶり」を食べて、午後は昼寝をしました。そして日が暮れました。
   
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