古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『たき火パーティー』の準備で裏山の草刈りをしました。

2013年11月07日 00時50分07秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 裏山のクヌギ・コナラが、もうすぐ葉を落とします。風もないのに枯葉が舞うように落ちてきます。「落ち葉焚き」の季節です。子や孫がやってきて裏山で「たき火」にあたります。ヘルマン・ヘッセの『デミアン』のように黙って炎を見ているのもいいし、とりとめのないおしゃべりをたのしみながらあったまるのもいい。
 そのうちパンとかちょっと持ってきて、焼いて食べたりするとなお結構。
 というようなことで自然発生的に裏山で『たき火パーティー』がはじまったのは去年でした。焼く材料は次第に増えて、<サツマイモ・秋ジャガ・カボチャなど、パン・おにぎり・魚・肉>とバーベキューみたいになります。それをたき火を囲み、食べたりしゃべったりするのが気に入ったみたいで、今年もカレンダーに『たき火パーティー』と記してありました。(子や孫は自分たちの都合を突き合わせて企画し、カレンダーに記入して帰ります。おじいちゃん・おばあちゃんはどうせ「全日・空」だと思っている)
 で、夏のあいだに茂ってきた草や笹(竹薮なのでいっぱい生える)を刈っておこうと、おじいさんは草刈機を振りまわして頂上まで刈り上りました。途中振り返ってみると、西日を受ける田舎の眺めがなかなかいい。写真に撮りました。下に見える平屋の建物が我が家です。
                  
 「草刈りといえばあの『佐の広池』を周回する散歩道はどうなっているだろう」
 草が茂る前、4月頃までときどき歩いていた散歩道に朝の散歩のとき行ってみました。
                  
 どこが道だったのか。そもそも道なんかあったのか。草が茂ってわかりません。去年もおととしもそうでした。でもちゃんと散歩道を復活させて、お正月には我が家のみんなで散歩しました。いつまでできるかわかりませんが、ウッドデッキの工事がおわったら今年も散歩道の草刈りをしようと思っています。
 
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デッキの桟(さん)に米栂(べいつが)をつかいます。

2013年11月06日 02時09分29秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                    
 このごろ物忘れがひどくなりました。一度忘れても思い出すことが「むかしは」ありましたが、いまは忘れたら金輪際思い出しません。それで「覚え書き」としてウッドデッキの桟のことをブログに書いておきます。
 写真はデッキの床を張り替えるための桟(さん)です。これを40センチ間隔に並べて4メートルの床材をスペーサー(店ではクリップと呼んでいます)でとめていきます。その桟に写真のようにペンキを塗りました。
 その理由です。
○ 桟の木材として買ったのが「米栂」(べいつが)の荒財だった。とても安かったから。しかし調べてみると湿気に弱く、デッキとしては不向きである。しかも中国からの輸入木材で、乾燥不充分だから防カビ材を噴霧してあるそうだ。
○ まず雨水がしみ込みにくいように荒材の4面にプレーナー(電気カンナ)をかけた。それに防腐剤を二度塗りして桟としてつかおうと思った。しかし塗る段取りをしていて、ふとペンキの缶が目についた。振ってみるとかなり残っている。そこで考えた。
○ 防腐剤を塗っても数年しか効かない。ペンキなら直接日光や風雨にさらされなければ、もっともちそうだ。そういう〈お告げ〉か〈ムシの知らせ〉かもしれない。「よし、ペンキを塗ることにしよう。もし桟が駄目になっても、〈フィンランド・デッキ〉の板は何十年ももつというし(売ってる店が言ってる)、穴あけなどしないから桟だけ替えればいい。
○ なぜ赤か。赤のペンキが残っていたから。それ以外の深い理由はありません。でも裏はペンキが足りなくて木のまま。きょう別の残りペンキを塗って仕上げます。
 後世に伝えるほどのことではありませんが、「覚え書き」を読んでいただき「すんません」でした。
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ウッドデッキの床板を注文しました。

2013年11月05日 04時07分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 「最強の雑草」と呼ばれることもある〈ハマスゲ〉が、朝夕の肌寒さで衰えてきました。替わってやたらに目立つのが〈ギシギシ〉です。「20日前後に今年最後の草刈りをしよう。そのときはしっかり刈ってやるから待ってろよ」と思いながら、元気いっぱいのギシギシを眺めています。
「ギシギシさん、あなたを絶滅しようなんて思ってません。最後にあなたが勝つことはわかってます。でも草刈りをする限り、あなたにチャレンジしようと思っているだけです」
 さてウッドデッキの人工木材での床張替えですが、〈フィンランド・エコ・デッキ〉に決めて注文しました。人工木材には中国製もありますが、フィンランド製なら安くてもよさそうです。問題は温度変化による伸縮への対応ですが、4メートル材なので継がないでそのまま使えます。桟にビス止めしないでスペーサーでとめれば大丈夫でしょう。
 桟(さん)は人工木材にすると高くつくのでふつうの材木にします。床板はスペーサーで桟にとめるだけで、穴ひとつあけません。桟が腐蝕したとしても人工木材の床板は無傷なので桟の交換ですみます。桟の下には、最強の屋根下地シート『モラサンE』を敷くことにします。このやり方で、残りの生涯は〈メインテナンス・フリー〉のつもりなのですが。
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イメージが背中を押してくれるかな。

2013年11月04日 03時47分21秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 いまにも雨の降りそうな日曜日の朝、うちの村の営農組合の人たちが総がかりで黒豆畑にとりついています。手前にちょっと見える電気柵のポールは、一段高いうちの畑です。
 黒大豆の葉落としがはじまりました。早めに農協に出荷するために、葉を落としてサヤの乾燥を早めるのです。100メートルもある黒大豆の畝にとりついて、腰をかがめながら葉を落としていくのは見ているだけで腰の痛くなる作業です。ごくろうさんです。
 ウッドデッキの人工木材を毎晩パソコンで調べています。いまの床の上に人工木材を張る方法で、塗装や手入れのいらないデッキにしようと考えています。費用はちょっとかかります。
 しかし「塗装しないといけないな。何日もかけて、床面の穴を埋め、サンダーをかけ、キシラデコールを二度塗りする。ちょちょいと塗ってあとで後悔しないように、腰を据えてかからないといけないな。よし、ことしこそ……」と思うことからは生涯(残りはそんなに多くないかもしれないけど)解放されます。
 で、いまの構想を書き出します。
○ 屋根の下地シート『モラサンE』を人工木材の下に敷く。
 雨はシートの上を流れて地面に落ちるようになります。いまの床材である〈2×8・SPF塗装材〉には直接雨がかからなくなり、床下の湿気程度では朽ち落ちることはないでしょう。
○ 人工木材を止める桟(さん)をシートの上から床にビス止めする。
〈3センチ×6センチ〉の木材を40センチ間隔で止めます。桟も人工木材にすると数万円かかってしまいます。すでに床がある上に人工木材を並べるのですから、キシラデコールを塗った桟で代用します。人工木材は温度によって伸び縮みするそうですから、桟にビス止めしないで止め具をつかいます。
○ 人工木材は『フィンランド・エコデッキ』材をつかいます。〈15センチ×4メートル材〉があって、値段も安いほうですし。
 デッキのことをあれこれ考えても〈イメージ〉が動きませんでしたが、ここ数日動くようになりました。「ここはこうして、これは縦にして、ここはなにか金具で止めることにして……」と。そして思い出しました。デッキをつくったときは「あの材木はここを切ってここを止めて、次に2×4材で手すりをつけて……」とイメージが動いていたな。
 
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黒大豆の枝豆はもうおしまいです。

2013年11月01日 05時15分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 朝の散歩で気になってよく見るのが「佐の広池」です。一週間ほど前の写真ですが、風が吹いて藻が南に吹き寄せられていました。雨がよく降ったので藻が溝に流れ落ちていきますが、水面全部が藻でおおわれているのでなかなかです。
 この池は水を空にしたことがないので、あの鯉はいまも生きているはずです。実は4年ほど前、散歩中に見たことがあります。80センチくらいでした。あの鯉は何年生きているのでしょう。ぼくより年上かな。
 さて今年も黒大豆の枝豆をよく食べましたが、もうおしまいです。きのうも1本抜いて食べてみましたが、甘み・風味がありません。娘や孫たちは毎週のようにとりに来てごっぞり持ち帰ったし、道子さんは十指に余る友だちなどに送ったし、ぼくらはもちろん食前食後に食べました。いちばん食べたのは、やっぱりぼくかな。黒大豆は枝豆用に60本抜きました。
 ところで大豆(白)のほうは刈って干す時期になりましたが、一部まだ葉がついてサヤは緑色です。今年はいろんな品種を作って失敗しました。まず「鶴の子」ですがこれは完全な失敗でした。木が小さく収穫時期が他の大豆と全然ちがいます。9月に刈って干し、サヤのまま放置しています。
 種を買った「タマユタカ」と村の人に種をもらった大豆は、大豆にしては大きな木になり、枝も張っています。そして大きなサヤがしっかりできています。でもまだサヤが緑色をしています。おそらく(抜いて)根を切らねば枯れないでしょう。一つだけ優等生の畝があります。多分「サチユタカ」だと思うのですが、しっかりサヤがつき、葉は枯れ落ちて刈りとれる状態になっています。
 黒豆にするほうの畝は順調にできています。うちは「葉落とし」をしないで自然に落ちるのを待ち、12月下旬に脱穀するつもりです。ムシには気をつけねばなりませんが。
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