今年は、作る予定にしてなかったのですが、
“所さんの目がテン!”で、梅干しのことを
放送していて、市販の梅干しのほとんどは、
調味梅干しであることがわかったので、
純粋な梅干しを、去年同様にビニール袋で、
今年も、作ってみることにしました。
ホームページの記事をコピーさせていただきましたので、
下記に載せます。
抗菌 梅干し & 無糖 梅酒
第887回 2007年6月17日
最近の梅干しは減塩指向から様々な塩分濃度に分けられて売られています。そこで塩分濃度が20%、12%、10%、7%と違う4種類の梅干しを用意して、20人の人に街で試食してもらい、好きなものを選んでもらいました。結果、塩分濃度が一番低い7%のものが一番人気となりました。しかし、これを年代別で見ると、40代以下の人は塩分濃度が低いものを、50代以上の人は高いものを選んでいたのです。そして、50代以上の人が好む梅干しの商品表示を見てみると「梅干し」と書いてあるのですが、若い世代の人が好む梅干しの表示には「調味梅干し」と書いてあったのです。この違いとは何なのでしょう?
まず、取れたての梅に塩をまぶし水分を出して、天日に干して水分を飛ばして作られる本来の「梅干し」の塩分濃度はおよそ20%です。一方「調味梅干し」とは、塩分濃度20%の梅干しを原料に使います。梅干しを真水で洗い、水に浸けて塩抜きをして塩分濃度を10%まで下げていきます。しかしこの時塩分と一緒に梅の成分も抜けてしまうため酢やアミノ酸に改めて漬けて味をととのえていくのです。
最近スーパーでよく売られている「調味梅干し」は、「梅干し」を原料に使い、その塩分濃度を下げた新しい梅干だった!
さて、よく梅干しのおにぎりは抗菌作用があって腐らないと言われていますが、これが本当なのか実験してみました。用意したのは定番の「梅干し」「ツナマヨ」「昆布」の3種類。まずは炊きたてのごはんに腐敗細菌のひとつ、「枯草菌」をかけよく混ぜ合わせ、さらに抗菌作用がある塩は使わずに握ります。 このおにぎりをリュックに入れて矢野さん一家がピクニックに持って行きました。炎天下のリュックの中で6時間放置した後、最初にかけたおにぎりの枯草菌を調べてみると、ツナマヨと昆布のおにぎりにはコロニーと呼ばれる細菌の塊が大量についていましたが、やはり梅干しは酸と塩の力による抗菌作用のおかげでほとんど菌が繁殖しませんでした。梅干しのおにぎりが他に比べて腐りにくいというのは本当だったのです。しかし、梅干しの抗菌作用はその周囲にしか及ばないので、長時間になると外側から腐敗が進みます。
赤シソは、今年も勝手に生えてきてくれているので、
それらを使って梅干しを作りたいと思います。
昨年作った梅干しの記事です。
とても酸っぱいので、まだあります。
今年は、少し減塩したほうがいいかも…。