信号ダッシュ

　本日、いつものようにＲ１７１を走っていたんですよ。車列の一番前で信号待ちををしていると、横にＸＲ（排気量分からん）モタードが並んできました。


　それだけなら特筆すべきこともないのですが、なぜか互いに相手のマシンを意識してしまいます。わずか数分の間のことですが、相手の乗り物を鑑賞というより品定め。交差している道路の信号が赤になったとき、示し合わせたように頷き合い、目の前の信号が青に変わると、それがスタートのシグナルＧＰとなりました。


　方や伝統のＶツインエンジンを搭載した「V-TWIN RoadSports」ＶＴＲ、方やスーパーモタードを意識して作られたある意味この上ない汎用性を持ったマシン、ＸＲモタード。ＸＲ250は平成仮面ライダーのマシンのベースにもなっています。奇しくもホンダ同士。


　スタートはほぼ互角。そこからシフトチェンジするにつれてＶＴＲが前に出ました。低速の太いトルクはＶＴＲの最も得意とするところです。モタードも後にピッタリ付いて来ます。２kmほど走ってまた信号に捕まります。


　次のスタートではモタードがリード。スペック上の最大トルクはモタードに軍配が上がるからな～。しかし、ギアチェンジでほどなくしてかわす。今度は信号に止められることもなく５kmほど疾走。結局私が横道に逸れる形で終了しました。相も変わらず公権力に見つかれば、一発でアウトなことをやってます。見つかってないので助かってますが。


　にしても、こんな時もありましたし、いい加減運転中にアグレッシブになるのを抑えないと。