104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

六三四の剣

2014年06月10日 19時53分30秒 | Weblog
 何気なくつべを漁っていると「六三四の剣」を見つけてしまいました。思わず懐かしくなり、現在視聴中です。


 「六三四の剣ってなんぞや?」と思われる方も多いと思いますが、今から30年以上前にサンデーで連載されていた剣道マンガです。読み方は「むさしのけん」。85年にはアニメ化もされました。作者は「JIN-仁-」などの村上もとか先生。氏の代表作と言っても過言ではないでしょうね。


 魅力としては、まずマイナーと言っても過言ではない剣道を緻密に描いているところ。それに舞台は岩手県なので、セリフのほとんどが方言ってところですかね。アニメ版では標準語はほとんど出てこず、岩手、関西、九州の方言が大半を占めています。主人公が岩手県民、ライバルが奈良県民、その他の強豪が熊本と鹿児島ですからね。


 6月3日の4時に生まれたので六三四と名付けられた少年、夏木六三四が全国大会などで奈良県の東堂修羅と激闘を繰り広げるお話。六三四の両親「岩手の虎」こと栄一郎と「東北の鬼ユリ」こと佳代はどちらも全日本優勝者。対する修羅の父親、国彦も栄一郎と互角以上の腕前を持つ作中最強クラス。サラブレッド同士ですが、これがまたアツい。小学生編と高校生編で計3回直接対決していますが、どれも名勝負です。


 私がこの作品と出会ったのがのが中学3年の時。スカパーで毎日放送されていたのでどっぷりハマりました。すぐにコミックを集め、今でも愛蔵しております。すぐに影響を受けるので、高校に入ったら剣道部に入ろうかとも思っていましたが結局は吹奏楽部の道を選びました。それである意味良かったのかもしれませんが。

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