上善如水

ホークの観察日記

椿大神社に行って来ました

2014-07-27 12:39:34 | 旅行記
 神社巡りが好きなので、今回は三重県鈴鹿市の、椿大神社(つばきおおかみやしろ)に行って来ました。

 地元に住む友達に案内してもらったのですが、鈴鹿サーキットが有名な鈴鹿市。意外にもお茶の産地だそうで、神社に続く道の両側にお茶畑が広がっていました。

 鈴鹿山系中央に位置する高山(入道ヶ嶽)短山(椿ヶ嶽)を天然の社として、古くからの山岳信仰の場だったらしく、入道ヶ嶽(906.1メートル)山頂には奥の宮が鎮座しているそうです。

 今回はそこまではいけないので、境内をぐるっと一回り。

 初詣の時期は大変な人でにぎわうとのことで、大きな駐車場が完備されていて、そこに車を停めて入り口へ。

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 椿大神社の主神は、天孫降臨の際に高天原の神々を迎え、道案内をしたと言われる猿田彦大神。
 
 天狗のような風貌で、導きの神、道祖の神として、旅の安全、延命長寿、縁結び、安産等の神様として人気があるとか。

 天照大神が天岩戸にお隠れになった際、その岩戸の前で踊りを踊った神として知られるアメノウズメノミコトも祀られていましたが、天孫降臨の際、道案内に来た猿田彦命に名前をたずねたのがこのアメノウズメノミコトで、椿大神社では猿田彦大神と夫婦となったと紹介されていました。

 つまり高天原の神であるアメノウズメノミコトと、地元の神であった猿田彦命が結ばれた、天と地が交わる場所なんですね。恋愛成就を願う絵馬もたくさんありました。

 手水屋で身を清め、ゆるやかな上り坂が続く参道を本殿へと登っていきます。

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 境内はそれほど広くはないのですが、やはり独特の空気がただよい、ピリッと背筋がのびる感じがしました。

 参道を囲む木も立派で、途中、天孫降臨の際に、ニニギノミコト一行の船をつないだという「御船の磐座」(石があるだけですが)を見たりして拝殿へ。

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 お賽銭を入れ二礼二拍手一礼。

 この時ちょっとしたハプニングが。

 同行していた友達が建物の隅に丸まっている、何か動物のような、毛皮の塊を見つけたんです。

 見慣れた猫とも、タヌキやイタチでもないみたい・・・

 ピクリとも動かないので、巫女さんにたずねると、神社の人も驚いて、ちょっとした騒ぎに(苦笑)

 人が集まり、遠巻きにながめていたのですが、チャレンジャーが近づくいていくと、ようやくモゾモゾ動きだし、小さな顔と大きな太い尻尾が見えました。

 「ムササビだ!」という職員さんの一言で正体がようやくわかりました。

 暑いので冷たい石の上で寝てたのかな?(笑)

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 ムササビは夜行性なので、昼間のこんな時間に起こされてふらふらしていましたが、神社の職員さんがバケツに入れて運ぼうとするとタタッと逃げ出し、頼りない足取りで戻って行きました。

 野生のムササビを初めて見ました。


 その後、いくつかの見所も押さえて来ました。

 こちらは待ち受け画面にすると恋が叶うというウワサの「かなえ滝」♪

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 なでると運気が上がるという「招福の玉」

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 その後、松下幸之助が寄進したお茶室「鈴松庵」で抹茶をいただきました。

 あさがおをイメージした和菓子とお抹茶は美味しかったです。
 一人800円ですが、和菓子の受け皿は記念に持って帰れます。

 しばらくくつろいでから建物を出ると、どこからか「キーキー」と細く高い鳴き声が。
 見ると小さな生き物が建物の土台の上をウロウロしています。

 ネズミ? いや、何か違う。

 職員の人も出て来て「モグラだ!」ということになりました(笑)

 椿大神社、かなりのパワースポットです!

 
 古事記や日本書記も好きですし、鈴鹿山系の神社や神様についての本を読んだところなので、椿大神社、かなり楽しめました。

 帰りには友達のオススメのお店で四日市の名物「とんてき」を。

 定食を頼むとキャベツとご飯と豚汁がおかわり自由でした。
 
 ボリュームがあるのにお肉がとってもやわらかくて、とても美味しかったです♪

 スタミナもつけたので、これで夏を乗り切れそう。












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大阪古本市

2013-10-18 00:40:17 | 旅行記

 この間の連休中。大阪で開催された二つの古本市に行って来ました。

 天満宮の「天神さんの古本市」

 四天王寺「秋の大古本祭」

 古本市なんて閑散としているのかと思いきや、なかなかの盛況ぶりで、みんな本にかじりつくように棚から棚へ、テントからテントへと移動していくので、隙間を見つけて入る込むのに一苦労。
 
 いるんですね、本好きの人って。

 そこらへんの子供が、当たり前なんですが関西弁で「今日は本が多いなぁ」とつぶやいていて笑ってしまいました。

 大量に買い込んだ人には、その場で発送もしてくれるそうです(ひと箱全国どこでも500円でした)

 私は好みの本を10冊ほど。

 大阪市内の移動は地下鉄を使いましたが、大阪までは新幹線を使わず在来線での旅。

 旅費もバカにならないので(笑)

 ついでに大阪観光も。
 何気に初大阪上陸でした!

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ガンガラーの谷

2012-11-16 00:49:35 | 旅行記

 沖縄で訪れたガンガラーの谷

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 鍾乳洞の中を進み、あらわれるのは大きなガジュマルの木。

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 枝から根を伸ばし、伸ばした根が地面に根付くと、養分を吸って太くなります。やがてその根が新しい幹になってガジュマルの木は少しずつ少しずつ移動していくんだとか。

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 この谷には1万8千年前にすでに人類が住んでいたのではないかといわれていて、発掘調査も行われています。
 また様々な形をした鍾乳石は信仰の対象ともなり、今も訪れる人々がいるんだとか。

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 こちらは「種之子御嶽(サニヌシーウタキ)」の「イキガ洞」
 子宝がさずかるといわれています。

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 上の写真は鍾乳洞の中にある一風変わったカフェ、ケイブカフェ。天井からたえず水滴が落ちてくるのでパラソル付き。
 昔懐かしい灯油ランプを持って洞窟の中を進んだり、見上げるほど大きなガジュマルの森を通り抜けたり、大きなカタツムリが突然あらわれたり、普通の沖縄観光ではちょっと味わえない体験と、古代のロマンが味わえます♪

ツアー料金

 通常料金 1名 2,000円(保護者同伴の小学生以下無料)
 学生料金 1名 1,500円
 10名以上の団体の場合 1名 1,500円

 ツアー時間、約80分

 森の中の歩道を1キロほど歩く。飲み物、保険料込み。


はじめての沖縄

2012-11-15 07:19:14 | 旅行記

 沖縄に行って来ました♪
 二泊三日で二日とも那覇空港近くのホテルに泊まり、レンタカーと「ゆいレール」(沖縄唯一のモノレール!)を使って観光&買い物!

 一日目
  17:40 中部国際空港出発
      夕食 矢場トンの味噌カツ定食
  20:10 那覇空港到着
      那覇市内本屋巡り
      夜食 タコライス、オリオンビール

 二日目
     朝食 ホテルのバイキング
     レンタカー
     旧海軍司令壕跡見学
     さとうきび畑と海を見ながらドライブ
     ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館見学
     平和祈念公園見学
     ガンガラーの谷ツアー(鍾乳洞とガジュマルの森散策80分)
     道の駅で買い物 紅いもソフトクリーム
     昼食 沖縄ソバとジューシーの定食
     美ら海水族館見学
     夕食 から揚げ、焼きソバ、野菜炒め(?)、サラダ、オリオンビール
     夜食 沖縄っぽいお菓子各種

 三日目
 
    朝食 ホテルのバイキング
     ゆいレール一日乗車券購入(600円)
     首里城見学
     休憩喫茶店 シークヮンサージュース
     玉陵見学
     首里金城町石畳道散策
     昼食 ゴーヤチャンプルーの定食、飲み放題のアイスティー
     国際通りで買い物
     那覇市歴史博物館見学
     夕食 海ぶどう丼
 19:50 那覇空港出発
 22:05 中部国際空港到着
 


 めちゃくちゃ楽しかったです♪
 気温は24℃くらい。
 半袖でも少し歩くと汗ばみます。
 
 なにより空気が違う!
 海の青さが違う!
 人のしゃべってる言葉が違う!
 

 帰ってきたばかりですが、また沖縄に行きたくなってしまいました。

 沖縄いいなぁ♪♪


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『神様のカルテ2』と御嶽山登山

2010-10-27 14:19:15 | 旅行記

「仕事がないので有給を取ってくれ」

降ってわいたように平日に休みがもらえたので(うちの会社大丈夫かな?)、思い立って登山に挑戦して来ました!

岐阜県と長野県にまたがる独立峰「御嶽山(おんたけさん)」(剣ヶ峰=標高3067M)です!

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実は最近読んだ夏川草介さんの『神様のカルテ2』にすごく感動してしまい、そのお話の中に出てくる「御嶽山」に自分も登ってみたいと思っていたのです。

なんてったって「御嶽山」なら自宅から見えているし、車でそう遠くない距離。

これはもう行くっきゃないと、登山なんてしたことないくせに、会社から帰ってさっそく準備。その12時間後にはもう御嶽山の登山口に立っていました♪

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時間は午前7時。

山頂にはうっすらと雪も見え、すごく寒い!

それでも普段バイクに乗っているので防寒具はそれを使い、靴は足首まで隠れるバスケットシューズもどき、帽子にセーターと手袋、手ぬぐいを首に巻いて出発です。

Pic00096Pic00097まさに雲海!!

遠くに雲の中から頭を出しているのが中央アルプス。

今回登ったのは田ノ原(王滝口)登山口から剣ヶ峰を目指すルート。

順調に行けばだいたい登りで3時間、下りが2時間といわれています。

この辺りで標高は2400M。

Pic00113 御嶽山は信仰の山で、御嶽講と呼ばれる巡礼が盛んでしたが、昔は女人禁制だったそうで、2300Mくらいの「大江権現」というところに立て札がありました。

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この白いのは霜柱!

もういたるところで霜柱が立ち、水は凍りついていました。

Pic00112 つららもあります!!

Pic00100 この辺りまで登ってくると森林限界をむかえるため木々は姿を消し、非常に眺めがイイです♪

しかし…

ものすごく息が苦しい…

空気が薄い…

足が痛い…

岩場と岩場の間に人の通った道らしきものが何となくわかるといった程度の足場。

いたるところにロープが張られていて、それをつかんでよじ登る。

山育ちなので山登りくらい大丈夫だろうと高をくくっていたことを後悔。

さすがに3000M級の山は半端じゃなかったです。

でもお年寄りや大学生らしき一団、中にはカップルの登山者もいて、女性でも登っていたので、単に私の体力が無いだけかも…根性もないし…

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…と、いうわけで、潔く八合目(2530M)で下山することにしました(苦笑)

いや、退くも勇気ですよ!

そういえばどこかの血液型の本に「AB型はあきらめがよすぎる」って書いてあったなぁ…ほっとけ!

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八合目からでも眺めは最高☆

今回は自分の体力の足りなさを実感しました。

八合目から剣ヶ峰までは高さにして500M以上、距離にして1.7キロもまだ登らなきゃいけないので、無理はしないことにしました。

帰りの楽なこと楽なこと♪

ほんと空気ってありがたいものなんですね~

結局午前7時に登りはじめて戻って来たのが午前9時。

2時間ばかりの登山でした。

それでもすごくいい経験になりました♪

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御嶽山は紅葉がもう終りかけで、色付いた葉っぱがきれいなこと。

雪のないスキー場というのも新鮮でした☆

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途中道で猿の親子に遭遇したり(小猿が母親の背中にしがみついていました♪)、すれ違う登山者と挨拶を交わしたり、日常とはちょっと違う体験ができたのも面白かったです。

明日か明後日、筋肉痛になってなきゃいいけど(苦笑)