インフルエンザ流行っていますね〜
うちの施設はなんとか落ち着いて来たのですが、まだまだ油断はできません。
熱が出て、ベッドから起き上がれない日が続くと、高齢者はいっきにADL(日常生活動作)が落ちてしまう。
移動も制限されるので、認知症の悪化も心配。
大人数で食べる食堂が感染予防のために使えないから、居室で食事される方が増えて、食事介助も増えるっていうのに、職員の数は同じ。
食事時間はいつもてんてこ舞いです。
今週のお弁当。
・肉じゃが
・玉子焼き
・アスパラと魚肉ハムの炒め物
・ごま塩
・コーンスープ(インスタント)
白菜やほうれん草などの葉物がまだまだ高いので、肉じゃがを作ってみました。
ゴロゴロしたジャガイモが好きなので、芋は小振りの物。
そういえば、国会で29年度補正予算が成立しましたね。
生産性革命・人づくり革命に新たに4822億円が投資され、介護関連では、介護福祉士を目指す学生への支援として、14億円が当てられることに。
これは既存の介護福祉士養成学校への「修学資金貸し付け制度」の予算を確保するもの。
入学する際に20万円、通学期間中に毎月5万円、卒業する際に20万円(就職準備金)を受けられるのが「修学資金貸し付け制度」
他の業界に就職すると返済しなければなりませんが、国家資格を取って介護福祉現場で5年以上働けば返済免除されます。
うちの職場にもこの制度を使って資格を取った子が何人かいます。
でもこれで介護福祉士が増えるのかっていうと微妙。
まず介護福祉士の受験料が値上げされた(介護福祉士1万3,140→1万5,300円。ちなみに看護師は5,400円。)
受験資格に、新たに(2017年)450時間程度の実務者研修が必要になり、働いている人は仕事を休みながら自腹で取らなければならなくなった(テキスト代やらなんやらで私の場合10万円ほどかかりました)
これだけ苦労して取った国家資格なのに、給料に反映されない(介護職員の平均基本給は17万9,680円。うちの職場の場合、介護福祉士の資格手当は月5,000円)
2016年の介護福祉士受験者数は15万2,573人。
2017年の受験者数は7万6,323人と、実務者研修が受験資格に入れられたことでみごとに半減。
2018年に行われた介護福祉士試験には9万6,247人が申し込んだそうですが、これでも15万人にはほど遠い。
少子化の影響もあるんでしょうが、これはもう政策の失敗じゃないの? 人災だよ、と現場では言っています。
はっきりいって、こんな資格制度、魅力ないですからね〜(私は受験しましたけど)
今月も退職、転職する人の送別会という名の「愚痴を言い合う会」が開催予定(笑)
しかし本当に毎月のように人が辞めていくなぁ〜