上善如水

ホークの観察日記

永遠に

2009-01-30 21:14:44 | 本と雑誌

「ハリー・ポッター」シリーズ第7巻、最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』を読み終わりました。

読み終った………

なんか、階段を走って降りたり登ったり、野宿したり、湖に飛び込んだり、雨に打たれたり、過去を追体験したり、悲しみに打ちのめされたり、喜びに飛び上がったり、ずっと手を握っていたような、長い長い会話をしていたような気分で、すごく疲れているはずなのに、すごく満ち足りた気分です。

一ヶ月で全巻読むのは無謀だったかな…普通の生活に戻れるかな(苦笑)

もう一度会いたい人もいるし、そっと見送ることが彼にとって一番いいのかなと思える人、微笑みと共に手を振りたい人、笑顔しか思い出せない人、さまざまな顔が浮かんでくる。

最後の九と四分の三番線の風景がいいなぁ☆


白い墓

2009-01-28 22:18:14 | 本と雑誌

「ハリー・ポッター」シリーズ第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を読み終わりました。

不死鳥のフォークスもホグワーツを去ってしまい、後半の怒涛の展開に思わず体が震えてしまいました。

今度はあわてて第7巻を読み始めています。

こちらもいきなりな展開!!

仕事がなかったら徹夜で読むのに~

最後はどうなるんだ~!?


『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

2009-01-24 23:59:29 | 映画

J・K・ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第5弾。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のDVDを借りてきました♪

いよいよダンブルドアとヴォルデモートの直接対決!!

監督は今回も替わってデヴィッド・イェーツ。

今年2009年に公開される最新作、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の監督も務めています!

主演はもちろんダニエル・ラドクリフくん。

11歳の時にハリー・ポッター役に選ばれた彼も、この映画撮影時は17歳。ずいぶん大きくなりました☆

幼い時に両親を失い、自分が魔法使いだとは知らずに親戚の家で育てられたハリー・ポッターが、ホグワーツ魔法魔術学校に入学して5年目。

魔法使いとして様々なことを学ぶ一方、多くの友人や家族と呼べる人物との出会い。数々の試練。初恋も経験したハリー・ポッター。

自分の額に残された傷の謎、両親の命を奪った闇の帝王、ヴォルデモートとのつながりなど、物語の核心が少しづつ明かになってきます!

ペチュニアおばさん何その若い服!?

ロンの監督生は? クィディッチ・チームは?

チョウ(ハリーの初恋の相手♪)とハリーはどうなっちゃたの?

巨人の造形がそこだけアニメになってるよ!他に作りようがなかったの?

魔法省に忍び込むシーンが省略されすぎ!

せめて透明な生物に乗っているロンの叫びが聞きたかったゾ!!(「ぼく、何に乗ってるの!?」みたいな☆)

映画なので原作通りでないのは仕方がないとはいえ、あまりに内容がバッサリ切られているので、少し欲求不満!

せめて冒頭に登場する吸魂鬼(ディメンター)を誰が送りつけたのかハッキリさせてよ!

あと全作を通しての感想ですが、字幕版の翻訳がすご~く納得いかない!

今回初登場の、ルーナという女の子のキャラクターがいるのですが、自分の母親が9歳の時に亡くなったと語るシーンで、ハリーが「かわいそうに」とくちごもると(映画英語版では「アイム ソーリー」とハリーが気をつかいます)

「うん。かなり厳しかったなぁ」と答えるシーン。

このセリフ、とっても好きだったのに、字幕版では「つらかったなあ」と翻訳されているんです!!(吹き替え版ではちゃんと「かなり厳しかったなぁ」としゃべっています)

「つらかったなあ」はもう過去だけれど、「うん。かなり厳しかったなぁ」には、悲しみは変わらないけれど、あの頃は耐えるのが厳しかった。今は何とか耐えられるようになった。少しつらいけれど大丈夫、っていうニュアンスがあるでしょ?

この違いがキャラクターの性格を作っているのに~

英語に忠実なのかも知れませんが、原作の日本語版の言葉のイメージも大切にして欲しい!

字幕は原作寄り、吹き替え版は日本語版寄りに翻訳しているのでしょうか?

でも英語版のセリフもかなり省略して訳してあります。

ハリーの親友のハーマイオニーが「あの意地悪なガーゴイル女!」と新任のアンブリッジをこき下ろすシーンでも、単に「あの意地悪女!」としか字幕では出ないんです。

………あぁ、こんな細かいところが気になるなんて、相当物語りに入り込んでしまったなぁ(笑)

映画版でよかったのは、原作ではよくわからなかった、時々なぜルーナのことをルーニーと呼ぶかがわかったこと♪(字幕版を見るとわかります☆)

ウィーズリーの双子がアンブリッジの罰を受けて泣いている下級生をなぐさめているシーンがあったこと!

この新しい「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師、アンブリッジの声がものすご~~く耳ざわりです!!

ウィーズリーの双子、フレッドとジョージには拍手を贈りたい!!!(何をするかは映画を見てのお楽しみ♪)

ハリーが学校を退学!?

ダンブルドアが校長をクビに!?

シ、シリウス~~~~~~~~~!!(泣)

「不死鳥の騎士団」とは、以前、闇の帝王ヴォルデモートと闘ったダンブルドアとその仲間たちのこと。

魔法使い達をたばねる魔法省が、今回ホグワーツ魔法魔術学校に干渉してきて、校長のダンブルドアが窮地に立たされます。

魔法省もマスコミも敵に回り、誰もハリーとダンブルドアの言葉を信じません。

しかも、何故かダンブルドアは、ハリーに冷たい態度。

孤独にさいなまれるハリー。

しかし、その時立ち上がったのが、”ダンブルドア軍団”………♪

後半のアクションシーンは目が離せません!

闇の魔法使い”デス・イーター”と”不死鳥の騎士団”の対決!!

悲しみを背負いながらも、守べきものを見つけて成長していく姿。

ハリーの親友ロンも、ハリーの背負っている重荷をわかってきて、成長しているのがセリフからうかがえます。(監督生にしてあげたかったなぁ~☆)

そして今回、何といってもシリウス・ブラックです。

続きが早く見たいなぁ。


『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

2009-01-15 21:42:08 | 映画

J・K・ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第4弾!

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のDVDを借りて来ました♪

監督は今回も替わって、ヒュー・グラントが主演した作品『フォー・ウェンディング』などで知られるマイク・ニューウェル監督。2005年製作です。

自分が魔法使いだとは知らずに親戚の家で育てられた少年ハリー・ポッターが、魔法使いの学校「ホグワーツ魔法魔術学校」に入学したのが11歳の時。

今回のハリーは14歳です☆

初恋も経験します♪♪

入浴シーンもあります(笑)♪

原作の分量が、今までよりも多いことに加え(今回の原作にあたる第4巻は英国版の原書では、第1巻の約3倍のページ数です!)、アクションシーンも増えて、人間関係も複雑になってきたので、映画は大急ぎ!

「クィディッチ」と呼ばれる、空飛ぶ箒(ホウキ)に乗ってするスポーツのワールドカップ(サッカーのワールドカップのようなもの)が開催されたり、ホグワーツで三大魔法学校の対抗試合が行われたりするので、原作からカットされてしまったシーンもたくさんありました。

…でも、私はこれまでの映画四作の中では一番好きです☆

個人的にはハリーの友人ハーマイオニーが原作で訴えている「屋敷しもべ妖精開放戦線」にすごく共感していたので、

屋敷しもべ妖精たちに登場して欲しかったし(屋敷しもべ妖精のドビーは今回登場しなくてストーリー的に大丈夫なのかな?)

学生なのにすでにワールドカップで活躍している天才的なクィディッチ選手のクラムが、

本当に筋肉バカ(ファンの人ゴメンナサイ)に見えてしまって(笑)

せめてロン(ハリーの親友でクラムがハーマイオニーに近づくまでは大のクラムファンだった♪)が最後の別れの場面でクラムにサインをお願いするシーンは入れて欲しかったなぁ~

それにしても…水中で捕まっているシーンのロンの顔が怖いよ!!

蝋人形なの?

タイトルにもなっている、「炎のゴブレット」とは、

三大魔法学校対抗試合に出る選手を、各校から一人づつ選ぶために使われる魔法の杯のこと。

そのゴブレットの炎の中から3人の選手が選ばれ、それぞれの学校を代表して魔法の技と勇気を競うはずが、なぜか選ばれるはずのない4人目の選手の名前が…

選ばれたのはハリー・ポッター。

前作『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で、ハリーの両親の辛い死の真相の一つが明かされ、その原因を作った闇の帝王の召し使いの一人が開放されてしまいました。

今回はいよいよ本物の闇の帝王が登場します!!

悲劇もあります!!

ハリーの勇気に応援したくなります!

親友同士のハリーとロンが仲たがいして口もきかなくなったり(ハーマイオニーが二人の間で伝言して回っているのが可笑しい☆)

ダンスパーティーでせっかく着飾ったハーマイオニーが、黙っていれば美人なのに(ファンの人ゴメンナサイ)、ロンに腹を立ててしゃべるといつもと同じなのがハーマイオニーらしい♪(ロンが悪いんですけどね)

ロングボトムまた背が伸びた!?

義眼義足をはめた新たな「闇の魔術に対する防御術」の教師、元闇祓い(闇の魔法使いを捕まえる人たち)のムーディ先生や、

「日刊預言者新聞」の女記者(もちろん魔女)リータ・スキーターなど、

クセのある大人がハリーの周りを引っかきまわします。

前作で魔法使いの監獄アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが、思わせぶりな登場の仕方をするのに、後半活躍しなかったのは時間がなかったからかな?

ロンの家「隠れ穴」の部屋の様子をぜひ映像化して!!

ストーリーもますます目が離せなくなってきていて、続きが楽しみ♪

映画のシリーズが完結するまでに、子役(と呼べないくらい大きくなってしまいました)の子たちの背がどこまで伸びるのかが心配でもあり楽しみです☆