J・K・ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第5弾。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のDVDを借りてきました♪
いよいよダンブルドアとヴォルデモートの直接対決!!
監督は今回も替わってデヴィッド・イェーツ。
今年2009年に公開される最新作、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の監督も務めています!
主演はもちろんダニエル・ラドクリフくん。
11歳の時にハリー・ポッター役に選ばれた彼も、この映画撮影時は17歳。ずいぶん大きくなりました☆
幼い時に両親を失い、自分が魔法使いだとは知らずに親戚の家で育てられたハリー・ポッターが、ホグワーツ魔法魔術学校に入学して5年目。
魔法使いとして様々なことを学ぶ一方、多くの友人や家族と呼べる人物との出会い。数々の試練。初恋も経験したハリー・ポッター。
自分の額に残された傷の謎、両親の命を奪った闇の帝王、ヴォルデモートとのつながりなど、物語の核心が少しづつ明かになってきます!
ペチュニアおばさん何その若い服!?
ロンの監督生は? クィディッチ・チームは?
チョウ(ハリーの初恋の相手♪)とハリーはどうなっちゃたの?
巨人の造形がそこだけアニメになってるよ!他に作りようがなかったの?
魔法省に忍び込むシーンが省略されすぎ!
せめて透明な生物に乗っているロンの叫びが聞きたかったゾ!!(「ぼく、何に乗ってるの!?」みたいな☆)
映画なので原作通りでないのは仕方がないとはいえ、あまりに内容がバッサリ切られているので、少し欲求不満!
せめて冒頭に登場する吸魂鬼(ディメンター)を誰が送りつけたのかハッキリさせてよ!
あと全作を通しての感想ですが、字幕版の翻訳がすご~く納得いかない!
今回初登場の、ルーナという女の子のキャラクターがいるのですが、自分の母親が9歳の時に亡くなったと語るシーンで、ハリーが「かわいそうに」とくちごもると(映画英語版では「アイム ソーリー」とハリーが気をつかいます)
「うん。かなり厳しかったなぁ」と答えるシーン。
このセリフ、とっても好きだったのに、字幕版では「つらかったなあ」と翻訳されているんです!!(吹き替え版ではちゃんと「かなり厳しかったなぁ」としゃべっています)
「つらかったなあ」はもう過去だけれど、「うん。かなり厳しかったなぁ」には、悲しみは変わらないけれど、あの頃は耐えるのが厳しかった。今は何とか耐えられるようになった。少しつらいけれど大丈夫、っていうニュアンスがあるでしょ?
この違いがキャラクターの性格を作っているのに~
英語に忠実なのかも知れませんが、原作の日本語版の言葉のイメージも大切にして欲しい!
字幕は原作寄り、吹き替え版は日本語版寄りに翻訳しているのでしょうか?
でも英語版のセリフもかなり省略して訳してあります。
ハリーの親友のハーマイオニーが「あの意地悪なガーゴイル女!」と新任のアンブリッジをこき下ろすシーンでも、単に「あの意地悪女!」としか字幕では出ないんです。
………あぁ、こんな細かいところが気になるなんて、相当物語りに入り込んでしまったなぁ(笑)
映画版でよかったのは、原作ではよくわからなかった、時々なぜルーナのことをルーニーと呼ぶかがわかったこと♪(字幕版を見るとわかります☆)
ウィーズリーの双子がアンブリッジの罰を受けて泣いている下級生をなぐさめているシーンがあったこと!
この新しい「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師、アンブリッジの声がものすご~~く耳ざわりです!!
ウィーズリーの双子、フレッドとジョージには拍手を贈りたい!!!(何をするかは映画を見てのお楽しみ♪)
ハリーが学校を退学!?
ダンブルドアが校長をクビに!?
シ、シリウス~~~~~~~~~!!(泣)
「不死鳥の騎士団」とは、以前、闇の帝王ヴォルデモートと闘ったダンブルドアとその仲間たちのこと。
魔法使い達をたばねる魔法省が、今回ホグワーツ魔法魔術学校に干渉してきて、校長のダンブルドアが窮地に立たされます。
魔法省もマスコミも敵に回り、誰もハリーとダンブルドアの言葉を信じません。
しかも、何故かダンブルドアは、ハリーに冷たい態度。
孤独にさいなまれるハリー。
しかし、その時立ち上がったのが、”ダンブルドア軍団”………♪
後半のアクションシーンは目が離せません!
闇の魔法使い”デス・イーター”と”不死鳥の騎士団”の対決!!
悲しみを背負いながらも、守べきものを見つけて成長していく姿。
ハリーの親友ロンも、ハリーの背負っている重荷をわかってきて、成長しているのがセリフからうかがえます。(監督生にしてあげたかったなぁ~☆)
そして今回、何といってもシリウス・ブラックです。
続きが早く見たいなぁ。