1月27日(日)に第31回介護福祉士国家試験(筆記)が行われましたね。
受験された方、おつかれ様でした。
私も去年受験しましたが、今年も過去問があまり参考にならなかったという話がチラホラ聞こえてきました。
本好きとしては、ナチスのホロコーストの経験から書かれた『夜と霧』で有名なフランクルに関する問題が出たのには驚き。
もちろん作品を読んでいれば答えられる問題ですし、介護うんぬんの前に一般常識として知っておいて欲しい知識ではありますが、介護の問題集には載っていないでしょう。
その他受験生の注目を集めたのが防虫剤の種類に関する問題と防災に関する図記号の問題。
確かに殺虫剤とかは訪問介護に必要な知識かもしれないけれど、試験に出すほど? 家政婦じゃないんだから。
問題:衣装ケースを開けたところ、防虫剤がなくなっていた。補充する防虫剤として適切なものはどれ?
1しょうのう
2ナフタリン
3パラジクロルベンゼン
4シリカゲル
5ピレスロイド系
いや、たいていの防虫剤には「引き出し衣装ケース用」て書いてあるでしょ?
同じ物を補充しなくていいのでは?(ちなみに正解は5のようです)
高齢者には普段と同じ生活をってよく聞きますが、パソコンを使いこなし職員よりも最新ニュースに詳しいお年寄りもいれば、毎日美空ひばりばかり聞いているお年寄りもいて、個人差があります。
私なんかは、紅白にも出場したDA PUMPの『U.S.A.』の踊りとか、バンバン見せちゃいますけどね。
さっそく職場で介護歴ウン十年のベテラン介護福祉士さんや、並み居る介護福祉士をまとめる上司にこの防虫剤の問題を見せましたが、正解率0%でした(笑)
そんなもんです。
何にせよ、受験された方は合格発表まで少し時間があるので、それまでドキドキですよね。
自己採点で合格点だったとしても、安心できないものです。私もそうでした。
待ち遠しいですね〜