上善如水

ホークの観察日記

1ドル=83円台

2010-08-25 16:10:05 | 株式

アメリカの景気回復後退と、欧州の財政赤字悪化の懸念から、ドルとユーロが売られ、比較的安全な資産として円が買われる動きが加速しました。

ドルは一時15年ぶりに1ドル=83円台後半。

ユーロも9年ぶりに1ユーロ=105円前半。

円の独歩高です。

その値を付けた時、ちょうどチャートを見ていたのですが、取引のチャンスだとは思いつつも、その勢いのスゴさにあっけに取られ、何もできませんでした(苦笑)

度胸ないなぁ~

    

昨年末からの円高で、1ドル=70円台の大台を狙う動きはあったのですが、民主党政権の金融対策が何も行われていないこと、アメリカや欧州が自国の通貨が安い方が輸出産業にとって有利になることから円高を容認していることも重なって、今回の動きになったと考えられています。

円高を受けて株価も下落。

日経平均株価は25日終値で8845円39銭。

為替は1ドル=84円半ば。

1ユーロ=106円後半で現在推移しています。

急激な円高は輸出産業にとって大打撃になるため、この後の日本経済に与える影響は心配です。

民主党は党の代表選挙があるため党内闘争にあけくれていますが、ここに至ってようやく何かしなけりゃまずいかなと思いはじめたらしく、25日に財務大臣と首相、官房長官が会談したらしいのですが、結局具体的な対策を打ち出すことが出来ず、いっそう市場に失望感が広がっています。

財務大臣が発言するたびに不安が広がるってどういうこと?

     

ユーロが105円をつけたところからずっと眺めていたのですが、106円台に少し戻ったところでさらなる円高が進むと見て売り。

結局それ以降たいして円高は進まず、あきらめて今朝方決算しました。

ユーロ/円

売り

+1,200円。

これだけ動きのあった日に利益が伸ばせないなんて、FXの才能ないのかも…

ま、あせらずのんびり続けたいと思います。

のんびりすぎて動きに付いていけてないのかも知れませんが(苦笑)


興南高校優勝!

2010-08-21 16:07:52 | スポーツ

夏の甲子園高校野球!

沖縄県代表の興南高校が神奈川県代表東海大相模を 13-1 で敗り、夏の大会としては初めて、沖縄県代表による優勝を勝ち取りました♪

おめでとう興南高校!

おめでとう沖縄県!!

東海大相模もよく頑張った!!!

岐阜県代表の土岐商業は東海大相模に敗れてしまいましたが、目標だった甲子園一勝は達成!

       

高校生のみんな、ありがとう☆


戦争を忘れないために

2010-08-17 17:18:11 | 日記・エッセイ・コラム

終戦ドラマスペシャルとして先日放送された倉本聰さんのドラマ、「歸國」を少しだけ見ました。

戦争で死んでいった兵士たちが終戦記念日の夜に軍用列車に乗って現代の日本に帰って来る…

そして今の日本人たちを見て失望する…

日本人はどこで間違えてしまったのか…

          

太平洋戦争が終わってから65年。

         

終戦記念日の前後にはこうした「戦争を忘れないため」の特集番組が毎年かかさず放送されています。

私はもちろん戦争を体験したことはありませんし、当時の人達の置かれた状況というものは推察するしかありませんが、いつもこうした番組を見ると疑問を感じてしまいます。

        

どうしてこの人たちは戦争に反対しなかったのだろう?

           

あくまで個人的な意見ですが、確かに戦争中の悲惨で残酷な映像は胸を打ちます。悲しみや怒りがわいて来ます。ですが、冷酷なようですが、それでも彼らが一方的な被害者では決してないことも忘れることはできません…

銃を手に取ったのは誰?

戦争を推し進める政府に何も言わなかったのは誰?

反戦のために行動しなかったのは誰?

一番間違ったのは、あの当時の何も言わなかった日本人じゃないの?

          

戦時中も戦争に反対した日本人はいました。

彼らは治安維持法により「戦争に反対した」という理由で逮捕され、拷問により殺されたり、獄中で死亡したり、非国民として差別、弾圧を受けたりもしました。

英霊というのなら彼らの方が英霊じゃないの?

どうしてテレビや新聞は彼らのことを伝えないの?

戦争で兵士として亡くなった方や、原爆などの被害にあった方は戦後補償という形がとられていますが、治安維持法の犠牲者に対しては何の補償も行われていません。

本当に戦争に反対したのは彼らなのに…

         

家族や愛する人を守るために戦い、死んでいった者に対する哀悼の意を表することはかまいません。

しかし、大切なのはもう二度と戦争をしないということであり、戦争はいかなる理由があっても間違っていると後世に伝えることだと、私なんかは思っています。

戦争に反対すれば当時としては命に関わり、家族を守るためにも戦争に加担するしかなかった、そういう教育を受けていたのだと、言い訳のように言う人がいるかも知れません。

ですが、それでも戦争に反対する人はいました。

そして命をかけて戦ったのです。

私は、みんなと一緒にアメリカ人や中国人を殺すことを選んだ人たちより、同じ日本人の中でも間違っていることは間違っていると、例え孤立してでも人間として主張することこそ、本当の勇気であり愛国心だと思っています。

        

日本人はどこで間違ってしまったのか…

と問うなら、戦時中と変らず、長い物にまかれ、歩調を合わせ、他人に嫌われたくないという理由で他者を傷つけることを選んでしまう、そんな利己的な日本人の「和」の心を検証してこなかったことこそ、間違っているのではないでしょうか。

あの当時の延長が、今の日本の身勝手さを生んでいるのではないでしょうか。

本当の「和」の精神とは、他者を退け自分達だけの共同体の平和を守るそんなちっぽけなものじゃなくて、外に広がる、すべての物に対する敬意の心ではないのでしょうか。

そして本当にすべきことは、歴史を学び、政府やテレビや新聞に惑わされることなく、自分の意思と良心を何物にも負けずいかなる時でも主張できる、そんな個人を育て上げることではないでしょうか。

戦争に参加した者たちを英霊と呼び、現代社会に警鐘を鳴らすかのような終戦ドラマを見て、柄にもなくそんなことを考えてしまいました。

                 

                       

                          

「戦争」のため命を失ったすべての人に、ここに哀悼の意を表します。

     

     


『アリス イン ワンダーランド』

2010-08-14 23:48:19 | 映画

ティム・バートン監督とジョニー・デップがコンビを組んだファンタジー映画。

『アリス イン ワンダーランド』

をレンタルして来ました♪

公開されたのは2010年。

レンタルされるの早いなぁ~

     

かつて不思議の国を訪れたアリスが19歳になって再び不思議の国を訪れるという設定。

     

アリス役はミア・ワシコウスカ(キレイ☆)

ジョニー・デップはいかれ帽子屋、マッド・ハッター役♪

赤の女王役は映画「ハリー・ポッター」でベラトリックスを演じているヘレナ・ボナム=カーター  です。

     

ストーリーはオリジナルですが、原作に登場するキャラクターも各所に配置され、アリスの体が大きくなったり小さくなったりと「アリス」を知っている観客には嬉しいサービス♪

    

ただ、ジョニー・デップの活躍に期待して見ていたので、もっともっと出番を増やして欲しかった…

    

アリスも結婚を考えるような歳になって、いろいろ難しい年頃なのはわかるけれど、せめてもう少し笑顔が見たかった…

     

説明多すぎ。アリスに味方する犬が家族について語るシーンとか。理由なんてわからなくていいから、アリスの主観で描いて欲しかった…

     

原作が想像力あふれる作品なので、どうしてもそれ以上を期待してしまうんですよね~

     

でもチェシャ猫は楽しくてよかった♪♪

あと白の女王の突き抜けた性格も(笑)

        

不思議の国って「扉を開けたらいったいどんな世界が広がっているんだろう」というワクワク感もあるので、映画でもそこのところを大切にして欲しかったなぁ~

原作が有名なだけに、次から次へといろいろな注文が思い浮かんでしまいます☆

現実世界に戻ってからのラストシーンも、時代が時代だからしょうがないけれど、中国の人が怒るぞ…と個人的には思ってしまいました。(アヘン戦争とかね)

      

特殊メイクとCGもスゴイのですが、やっぱりストーリーがね、途中からはミア・ワシコウスカのキレイな背中ばっかり見ていたような(^^)

ジョニデファンとしてもアリスファンとしても、もう一つといったところでしょうか。

      

それでもお茶会のシーンはやっぱり魅力的で、一番のお気に入り♪

      

ヤマネと三月ウサギは最高!

あのシーンだけで20分くらいやって欲しかったなぁ~