アメリカの景気回復後退と、欧州の財政赤字悪化の懸念から、ドルとユーロが売られ、比較的安全な資産として円が買われる動きが加速しました。
ドルは一時15年ぶりに1ドル=83円台後半。
ユーロも9年ぶりに1ユーロ=105円前半。
円の独歩高です。
その値を付けた時、ちょうどチャートを見ていたのですが、取引のチャンスだとは思いつつも、その勢いのスゴさにあっけに取られ、何もできませんでした(苦笑)
度胸ないなぁ~
昨年末からの円高で、1ドル=70円台の大台を狙う動きはあったのですが、民主党政権の金融対策が何も行われていないこと、アメリカや欧州が自国の通貨が安い方が輸出産業にとって有利になることから円高を容認していることも重なって、今回の動きになったと考えられています。
円高を受けて株価も下落。
日経平均株価は25日終値で8845円39銭。
為替は1ドル=84円半ば。
1ユーロ=106円後半で現在推移しています。
急激な円高は輸出産業にとって大打撃になるため、この後の日本経済に与える影響は心配です。
民主党は党の代表選挙があるため党内闘争にあけくれていますが、ここに至ってようやく何かしなけりゃまずいかなと思いはじめたらしく、25日に財務大臣と首相、官房長官が会談したらしいのですが、結局具体的な対策を打ち出すことが出来ず、いっそう市場に失望感が広がっています。
財務大臣が発言するたびに不安が広がるってどういうこと?
ユーロが105円をつけたところからずっと眺めていたのですが、106円台に少し戻ったところでさらなる円高が進むと見て売り。
結局それ以降たいして円高は進まず、あきらめて今朝方決算しました。
ユーロ/円
売り
+1,200円。
これだけ動きのあった日に利益が伸ばせないなんて、FXの才能ないのかも…
ま、あせらずのんびり続けたいと思います。
のんびりすぎて動きに付いていけてないのかも知れませんが(苦笑)