テレビで放送された映画版『DEATH NOTE デスノート 前編』を観ました☆
藤原竜也主演、金子修介監督です。
L(エル)役の松山ケンイチ君がよかった!
ちょっと妖怪じみていたような気もするけれど(笑)、見た目はけっこう原作のイメージに近い! 欲を言うともう少しボケの部分が欲しかったかな。それにしてもあのお菓子はスゴかった(^_^;)
映画はやっぱり原作とは別物と考えた方がいいけれど、藤原竜也の月(ライト)役もそんなに違和感なく観れました♪
名前を書くとその人物が死んでしまう死神のノート、「デスノート」。
成績優秀、警察官僚の父を持つ大学生、夜神月(ライト)は、その「デスノート」をふとしたことで手に入れ、世にはびこる犯罪者の粛清を始めます。
次々と不審な死を続ける世界中の犯罪者に対し、国際警察はこれを謎の連続殺人事件と断定、捜査をL(エル)と呼ばれる天才名探偵に依頼するのですが、L(エル)は即座に犯人が日本人であることを見抜きます。
ライト対エル。
犯罪のない理想郷をめざすため殺人を続ける月(ライト)に対し、目に見えぬ犯人に警察の力を使って罠をしかけるL(エル)。
果たして正義はどちらなのか?
原作を意識しているので内容はかなりはしょり気味です。死神の登場シーンやデスノートに名前を書くシーンはもっと凝って欲しかった。映画ならではの映像美というものをもう少し意識してもよかったのでは?
それでもストーリー自体にはやっぱり魅力があって、次の「後編」がすごく気になる内容☆
書いただけで人を殺せるという「デスノート」は、人間の隠された欲望の象徴。単に理性だけを働かせれば、「邪魔者」を削除するのはある意味合理的に見える。でも、それを行い「神」となる月(ライト)はどう見ても悪魔にしか見えない。いや、ある意味ひとつの価値観しか持たない「神」も「悪魔」と同じなのかな?
「後編」の予告編も見ましたが、けっこう面白そうでした♪
早くテレビでやらないかな(笑)
果たして映画オリジナルの結末はあるのか?
楽しみです☆