上善如水

ホークの観察日記

『ゲド戦記』

2006-07-31 22:52:49 | 映画

映画館で観て来ました♪

ジブリ最新作『ゲド戦記』☆

原作はアーシュラ・K・ル=グィン。監督はこれがデビュー作、宮崎吾朗。朝の早い回を狙って行ったのですが、思いの他空いていました。

CMでも流れている「テルーの唄」のシーンがすごくよかったです♪

鷹が一人っきりで大空を飛ぶ、というイメージが瞬間的に頭の中に浮かんできて、思わず自分と重ね合わせて涙ぐんでしまいました(^^)

こういうシーンが一つでもあると、やっぱり映画ってスゴイ、って思ってしまいます☆

今回は原作の3巻をメインに映画化という話でしたが、実際は4巻のストーリーもからんでいて、原作をつなぎ合わせたような展開。一番の違いはアレン君(声は岡田准一くん☆)とテルー(顔に火傷の痕がある少女)の関係かな。

あとお父さんである宮崎駿監督の「シュナの旅」が原案として使われたので、その影響も大きいです。

欲を言えば竜のカレシンとかオーム・エンバーとか、ロークの学院やまぼろしの森も見てみたかった~

他にもセリフがちょっと堅苦しいとか、説明不足のところが多々あるとか、言いたいことはたくさんありますけどね(苦笑)

お父さんの宮崎駿監督のような(比べるのも酷ですけど)、本来動かない絵が動いて見えるというアニメーションの面白さとか、物語を観客に見せるためのサービス精神とかはやはりまだまだだと思います。でも吾朗監督の「ゲド戦記」に対する思いは作品からちゃんと伝わってきました。

印象的だったのはテルーが人知れずそっと涙を流すシーン。

他にいいセリフもたくさんあるのですが、その短いシーンが特に心に残りました。

あぁ、ホントはもっと書きたいんですけど、ネタバレになるのでやめておきます。とにかく、映画を観て改めて自分がいかに「ゲド戦記」を好きかがわかりました(^_^;)

原作の素晴らしさを再認識させてくれたという意味でも観て良かったです☆Dscn0982

←パンフレット買いました♪


節税対策?

2006-07-27 00:00:01 | 日記・エッセイ・コラム

『ハリー・ポッター』の日本語翻訳者の方が、35億円の申告漏れを国税局から指摘されたんだそうです。しかしすごい額だなぁ~

本人はスイスに移住しているそうで、普通に考えたら日本で納税する義務はないんだけど、日本の国税局は「生活の基盤が日本にあるから」という理由で今回申告漏れという判断をしたんだとか。

なんだか儲けすぎたから狙い撃ちされたって感じ。

でもホント、税金って高いからなぁ~。海外に移住するお金持ちが増えるのも当然かも。でも35億円かぁ~

想像できないなぁ。


ファイト!

2006-07-23 21:56:56 | 食・レシピ

忙しい一週間でした。しかも暑さにもやられてバテバテ。夏はニガ手です (+_+)

テレビを見ていたら、「土用の丑の日」ということで、うなぎを使った簡単なちらし寿司を紹介していて、それがとっても美味しそうだったのでマネしてみました☆

Dscn0975 ちらし寿司にするのは面倒だったので、普通のご飯の上にうなぎのかば焼きと、玉子焼きをのっけて、上から大葉とゴマをふりかけただけです。うなぎは焼く時ちょっとだけカレー粉をまぶしました。酢飯じゃなくても美味しかったです♪

…テレビで紹介していたものとはかなり違うな(苦笑)

 ま、元がうなぎだから何しても美味しいんでしょうけどね(^_^;)

でも大葉といっしょに食べると、油っぽさが抑えられるので、けっこうオススメかも☆

これでスタミナつけて、また一週間頑張ろう♪


『小さな中国のお針子』

2006-07-15 00:36:17 | 映画

フランス在住の中国人監督が撮った映画、『小さな中国のお針子』を観ました♪

原作は「バルザックと小さな中国のお針子」という、この映画の監督、ダン・シージエ自身が自分の体験をもとに書いて、ベストセラーとなった小説です☆

一冊の本がひとりの人間の一生をも変える力を持つことがある。

本好きには魅力的なこの言葉♪

物語は文化大革命時代の中国で、「再教育」のために、山奥の村に連れてこられた二人の青年が主人公。危険と隣り合わせのちょぴりほろ苦いラブストーリーになっています☆

強制労働のような過酷な生活の中、ふたりは美しいお針子の少女と出会います。村人の監視をかいくぐり、文字も読めない文盲の彼女に、禁じられている本を読んで聞かせる二人。

もとろん彼女と一緒にいたいというのもありますが、一応知識階級出身ということで、二人の青年には、少女を自分達の手で文学の素晴らしさに目覚めさせたい、という気持もあります。

二人の青年と、そして「バルザック」をはじめとするたくさんの作品と出会ったことで、しだいに文学だけでなく、自分自身に目覚めていく文盲の少女。

文化というものが人間にいかに大切かってことを深く感じました。

もちろん、ラブストーリーも忘れちゃいません☆ お針子のことが好きなんだけれど、見つめていることしかできなくて、親友の子供を身ごもってしまった彼女のために、必死で駆け回るもう一人の青年の姿がすごくいいんです! 愛しているからこそ、彼女に愛されることを望んではいけない。このものすごい葛藤! 彼が大人になってから親友と二人で語り合う場面があるんですが、「僕らは二人とも彼女を愛していた。ただ、お互いに愛し方が違っていただけさ」みたいなセリフがあって、ちょっとジーンときました☆ しかもその親友は彼女の妊娠のことは知らないんです。

やがて、そんな二人に別れも告げず、お針子の少女は故郷の村を捨て、家族も捨てて都会に出て行こうと決心します。

一冊の本との出会いが、彼女の人生を変えてしまった!

それを知った二人はその後を追うのですが…

本を禁じられるなんて、とても我慢できそうにないけど、禁じられているからこそ、必死になって読むってこともありそう☆

とにかく、この映画を観て、とっても「バルザック」が読みたくなりました♪

終わり方も、やっぱりどこかほろ苦い終わり方です。でも、私は好きかな☆


冷えたスイカ☆

2006-07-12 08:55:19 | 日記・エッセイ・コラム

今年初めてスイカを食べました♪

Dscn0961 スーパーに売っていたのを見たら、どうしても食べたくなって(^∇^)

丸ごと一つはさすがに食べきれないので、四分の一にカットされたもの♪

それでもけっこうなお値段しました。

暑い時は冷蔵庫でキンキンに冷やしたスイカが美味しいですよね☆

シャクシャクと頂きました♪

あぁ、美味しかった!