今度の職場は若い子が多いせいか、休憩時間に携帯ゲームをする子たちがいます。
昭和生まれには職場にゲーム機ってまだまだ抵抗があるので私は眺めているだけ。
それぞれPSPを持ち込んで、通信プレイで盛り上ってる。
さすが平成生まれだなぁ~
その中の一人が雑談中「オレ勉強ってニガ手だったんですよね~学生時代も全然勉強できなかったし」
と語っていたのですが、
「このモンスターの弱点って何?」
「あ、炎っス」
「この動作ってどうやってするの?」
「△□ボタン同時押しっス」
ゲームのこととなると瞬時に即答。
武器の種類や敵の数も半端な数じゃないのに、ゲーム内容のデーターがほとんど頭に入っているみたい…
いや、お前、それってスゲエよ。
ある意味才能だよ。
なぜその能力を勉強に生かさない…
興味のあることに対する人間の集中力ってスゴイですね。
能力のない人なんていない。
ようはその能力を引き出してあげれるかどうかだ…
休憩室の片隅で、ゲームをしている連中を眺めながらしみじみそんなことを考えていました。
見た目や態度だけで人を判断してはいけませんね。
でもついつい、ずり下げたズボンはちゃんとはかせてやりたくなるし、毛玉だらけの上着は毛玉を取ってやりたくなるし、バサバサの長い髪はまとめたくなってしまいます。
いや、広い視野で見たらそんなことはちっちゃいことかも…
色即是空。空即是色。
…そのうち会社で悟りが開けそう。