神社巡りが好きなので、今回は三重県鈴鹿市の、椿大神社(つばきおおかみやしろ)に行って来ました。
地元に住む友達に案内してもらったのですが、鈴鹿サーキットが有名な鈴鹿市。意外にもお茶の産地だそうで、神社に続く道の両側にお茶畑が広がっていました。
鈴鹿山系中央に位置する高山(入道ヶ嶽)短山(椿ヶ嶽)を天然の社として、古くからの山岳信仰の場だったらしく、入道ヶ嶽(906.1メートル)山頂には奥の宮が鎮座しているそうです。
今回はそこまではいけないので、境内をぐるっと一回り。
初詣の時期は大変な人でにぎわうとのことで、大きな駐車場が完備されていて、そこに車を停めて入り口へ。
。
椿大神社の主神は、天孫降臨の際に高天原の神々を迎え、道案内をしたと言われる猿田彦大神。
天狗のような風貌で、導きの神、道祖の神として、旅の安全、延命長寿、縁結び、安産等の神様として人気があるとか。
天照大神が天岩戸にお隠れになった際、その岩戸の前で踊りを踊った神として知られるアメノウズメノミコトも祀られていましたが、天孫降臨の際、道案内に来た猿田彦命に名前をたずねたのがこのアメノウズメノミコトで、椿大神社では猿田彦大神と夫婦となったと紹介されていました。
つまり高天原の神であるアメノウズメノミコトと、地元の神であった猿田彦命が結ばれた、天と地が交わる場所なんですね。恋愛成就を願う絵馬もたくさんありました。
手水屋で身を清め、ゆるやかな上り坂が続く参道を本殿へと登っていきます。
境内はそれほど広くはないのですが、やはり独特の空気がただよい、ピリッと背筋がのびる感じがしました。
参道を囲む木も立派で、途中、天孫降臨の際に、ニニギノミコト一行の船をつないだという「御船の磐座」(石があるだけですが)を見たりして拝殿へ。
お賽銭を入れ二礼二拍手一礼。
この時ちょっとしたハプニングが。
同行していた友達が建物の隅に丸まっている、何か動物のような、毛皮の塊を見つけたんです。
見慣れた猫とも、タヌキやイタチでもないみたい・・・
ピクリとも動かないので、巫女さんにたずねると、神社の人も驚いて、ちょっとした騒ぎに(苦笑)
人が集まり、遠巻きにながめていたのですが、チャレンジャーが近づくいていくと、ようやくモゾモゾ動きだし、小さな顔と大きな太い尻尾が見えました。
「ムササビだ!」という職員さんの一言で正体がようやくわかりました。
暑いので冷たい石の上で寝てたのかな?(笑)
ムササビは夜行性なので、昼間のこんな時間に起こされてふらふらしていましたが、神社の職員さんがバケツに入れて運ぼうとするとタタッと逃げ出し、頼りない足取りで戻って行きました。
野生のムササビを初めて見ました。
その後、いくつかの見所も押さえて来ました。
こちらは待ち受け画面にすると恋が叶うというウワサの「かなえ滝」♪
なでると運気が上がるという「招福の玉」
その後、松下幸之助が寄進したお茶室「鈴松庵」で抹茶をいただきました。
あさがおをイメージした和菓子とお抹茶は美味しかったです。
一人800円ですが、和菓子の受け皿は記念に持って帰れます。
しばらくくつろいでから建物を出ると、どこからか「キーキー」と細く高い鳴き声が。
見ると小さな生き物が建物の土台の上をウロウロしています。
ネズミ? いや、何か違う。
職員の人も出て来て「モグラだ!」ということになりました(笑)
椿大神社、かなりのパワースポットです!
古事記や日本書記も好きですし、鈴鹿山系の神社や神様についての本を読んだところなので、椿大神社、かなり楽しめました。
帰りには友達のオススメのお店で四日市の名物「とんてき」を。
定食を頼むとキャベツとご飯と豚汁がおかわり自由でした。
ボリュームがあるのにお肉がとってもやわらかくて、とても美味しかったです♪
スタミナもつけたので、これで夏を乗り切れそう。
地元に住む友達に案内してもらったのですが、鈴鹿サーキットが有名な鈴鹿市。意外にもお茶の産地だそうで、神社に続く道の両側にお茶畑が広がっていました。
鈴鹿山系中央に位置する高山(入道ヶ嶽)短山(椿ヶ嶽)を天然の社として、古くからの山岳信仰の場だったらしく、入道ヶ嶽(906.1メートル)山頂には奥の宮が鎮座しているそうです。
今回はそこまではいけないので、境内をぐるっと一回り。
初詣の時期は大変な人でにぎわうとのことで、大きな駐車場が完備されていて、そこに車を停めて入り口へ。
。
椿大神社の主神は、天孫降臨の際に高天原の神々を迎え、道案内をしたと言われる猿田彦大神。
天狗のような風貌で、導きの神、道祖の神として、旅の安全、延命長寿、縁結び、安産等の神様として人気があるとか。
天照大神が天岩戸にお隠れになった際、その岩戸の前で踊りを踊った神として知られるアメノウズメノミコトも祀られていましたが、天孫降臨の際、道案内に来た猿田彦命に名前をたずねたのがこのアメノウズメノミコトで、椿大神社では猿田彦大神と夫婦となったと紹介されていました。
つまり高天原の神であるアメノウズメノミコトと、地元の神であった猿田彦命が結ばれた、天と地が交わる場所なんですね。恋愛成就を願う絵馬もたくさんありました。
手水屋で身を清め、ゆるやかな上り坂が続く参道を本殿へと登っていきます。
境内はそれほど広くはないのですが、やはり独特の空気がただよい、ピリッと背筋がのびる感じがしました。
参道を囲む木も立派で、途中、天孫降臨の際に、ニニギノミコト一行の船をつないだという「御船の磐座」(石があるだけですが)を見たりして拝殿へ。
お賽銭を入れ二礼二拍手一礼。
この時ちょっとしたハプニングが。
同行していた友達が建物の隅に丸まっている、何か動物のような、毛皮の塊を見つけたんです。
見慣れた猫とも、タヌキやイタチでもないみたい・・・
ピクリとも動かないので、巫女さんにたずねると、神社の人も驚いて、ちょっとした騒ぎに(苦笑)
人が集まり、遠巻きにながめていたのですが、チャレンジャーが近づくいていくと、ようやくモゾモゾ動きだし、小さな顔と大きな太い尻尾が見えました。
「ムササビだ!」という職員さんの一言で正体がようやくわかりました。
暑いので冷たい石の上で寝てたのかな?(笑)
ムササビは夜行性なので、昼間のこんな時間に起こされてふらふらしていましたが、神社の職員さんがバケツに入れて運ぼうとするとタタッと逃げ出し、頼りない足取りで戻って行きました。
野生のムササビを初めて見ました。
その後、いくつかの見所も押さえて来ました。
こちらは待ち受け画面にすると恋が叶うというウワサの「かなえ滝」♪
なでると運気が上がるという「招福の玉」
その後、松下幸之助が寄進したお茶室「鈴松庵」で抹茶をいただきました。
あさがおをイメージした和菓子とお抹茶は美味しかったです。
一人800円ですが、和菓子の受け皿は記念に持って帰れます。
しばらくくつろいでから建物を出ると、どこからか「キーキー」と細く高い鳴き声が。
見ると小さな生き物が建物の土台の上をウロウロしています。
ネズミ? いや、何か違う。
職員の人も出て来て「モグラだ!」ということになりました(笑)
椿大神社、かなりのパワースポットです!
古事記や日本書記も好きですし、鈴鹿山系の神社や神様についての本を読んだところなので、椿大神社、かなり楽しめました。
帰りには友達のオススメのお店で四日市の名物「とんてき」を。
定食を頼むとキャベツとご飯と豚汁がおかわり自由でした。
ボリュームがあるのにお肉がとってもやわらかくて、とても美味しかったです♪
スタミナもつけたので、これで夏を乗り切れそう。
神社の片隅に変な毛皮の塊があったので、巫女さんに訪ねると神社の人も驚いたようでちょっとした騒ぎに。どうやらムササビが寝ていたみたい(笑)ムッくり起き出してフラフラしながら出て行きました。 #tabiumi http://t.co/599Ur3G1rA
三重県の椿大神社に行ってきました。天孫降臨の際に道案内をした猿田彦を祀るという由緒ある神社です。日差しは強かったのですが、境内の森の中は涼しかったです。 #tabiumi http://t.co/3ZsPUdZZ72
暑さに追われるように、クーラーの効いた図書館で一休み。
そこで桜庭一樹さんの『本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)』(東京創元社)をしばし読書。
本に埋もれて暮らしたいけれど、それと同じくらい、本を読んで暮らしていけるお金と時間が欲しいです(苦笑)
出版社のこと、編集者との会話(飲み会?笑)と、本以外にも興味深い話がいっぱい載っています。
中でも面白かったのが、NHKの朝ドラで話題の村岡花子さんについて。
『赤毛のアン』を翻訳する際、マシューが亡くなるクライマックスで、村岡花子さんはバッサリ原文を省略して訳したそうで、その事についてふれている、山本史郎さんの『東大の教室で『赤毛のアン』を読む―英文学を遊ぶ9章』(東京大学出版会)を紹介しています。
翻訳者によって原文のイメージが随分変わってしまうのはよくあることなんですよね~
私は村岡花子さんの訳は好きなんですが、モンゴメリの文章をけっこう削っていることに驚きました。
村岡花子さんの『赤毛のアン』は原文に忠実な完訳というわけじゃなかったんですね。
原文に忠実といえば、NHKドラマ「花子とアン」も随分実際の「村岡花子」とは違う方向に”翻訳”されていますね~
原案とされてる『アンのゆりかご』の作者で、村岡花子さんのお孫さん村岡恵理さんも講演でその違いを語ってみえましたが、実際の村岡花子さんはお酒は飲まなかったそうです。
キリスト教との関係も、奉仕活動や当時の歌人との交流もドラマではあまり描かれていません。
やたらカフェに入り浸って自分や他の人の恋愛事情に引っ張り回されている印象(苦笑)
子供たちに向けた物語を届け続けた村岡花子さんのことをもっとメインにして欲しいなぁ、と思いながら見ています。
美輪明宏さんのナレーションだけが毎回楽しみです♪
そこで桜庭一樹さんの『本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)』(東京創元社)をしばし読書。
本に埋もれて暮らしたいけれど、それと同じくらい、本を読んで暮らしていけるお金と時間が欲しいです(苦笑)
出版社のこと、編集者との会話(飲み会?笑)と、本以外にも興味深い話がいっぱい載っています。
中でも面白かったのが、NHKの朝ドラで話題の村岡花子さんについて。
『赤毛のアン』を翻訳する際、マシューが亡くなるクライマックスで、村岡花子さんはバッサリ原文を省略して訳したそうで、その事についてふれている、山本史郎さんの『東大の教室で『赤毛のアン』を読む―英文学を遊ぶ9章』(東京大学出版会)を紹介しています。
翻訳者によって原文のイメージが随分変わってしまうのはよくあることなんですよね~
私は村岡花子さんの訳は好きなんですが、モンゴメリの文章をけっこう削っていることに驚きました。
村岡花子さんの『赤毛のアン』は原文に忠実な完訳というわけじゃなかったんですね。
原文に忠実といえば、NHKドラマ「花子とアン」も随分実際の「村岡花子」とは違う方向に”翻訳”されていますね~
原案とされてる『アンのゆりかご』の作者で、村岡花子さんのお孫さん村岡恵理さんも講演でその違いを語ってみえましたが、実際の村岡花子さんはお酒は飲まなかったそうです。
キリスト教との関係も、奉仕活動や当時の歌人との交流もドラマではあまり描かれていません。
やたらカフェに入り浸って自分や他の人の恋愛事情に引っ張り回されている印象(苦笑)
子供たちに向けた物語を届け続けた村岡花子さんのことをもっとメインにして欲しいなぁ、と思いながら見ています。
美輪明宏さんのナレーションだけが毎回楽しみです♪
本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記) 価格:¥ 1,728(税込) 発売日:2011-01-27 |
東大の教室で『赤毛のアン』を読む―英文学を遊ぶ9章 価格:¥ 2,592(税込) 発売日:2008-12-11 |