上善如水

ホークの観察日記

日勤遅番かけ持ち勤務

2017-09-04 08:08:37 | 日記

ちょっと仕事がゴタゴタしていて、ブログ更新する気力もありませんでした(笑)

 

人手不足が深刻すぎて、日勤さんがいないとか、遅番さんがいないシフトが堂々と組まれています。

事務所やケアマネが出勤している平日はまだヘルプが頼めますが、ヘルプに入る人がいない土日にそんなシフト組むのはホントやめて欲しい!

しかも、日勤遅番を一人でやったとして、給料が2日分(2人分)入るかというとそんなことは全然なくて1、2時間残業代が付くだけ。

仕事量は2人分、お昼以外は交代してくれる人がいないから自分のトイレにもいけないし休憩も取れない。

 

人の目が少ないから認知症の人や徘徊、立ち上がりにはいつも以上に気を使う。

通常2人で見守る人数を1人で見守るって、どうしても目が届かない瞬間が生じちゃうし、1人に見守りしてもらっている間に集中して口腔ケアの準備をしたり、洗濯物を配ったりできないから、効率が落ちてすべての業務に時間がかかる。

 

仕事量やストレスが増えて、体調不良や腰痛悪化で休まざるえない職員も出て来てさらに人手不足になる悪循環。

 

それならいっそ利用者の受け入れを中止して、現状の職員で回せる人数に利用者の数を抑えるのも方法なのに、経営者は稼働率のことばかりだから、この状況でもどんどん利用者を受け入れる。

新規利用者さんは本人も施設に慣れていないし、介護員もその人のクセや行動パターン、排尿リズムを把握できていない状況だから、最初は特に要注意で人手がかかる。人の目が少ないってことは最悪、転倒や受傷のリスクだってある。

 

これはさすがにヒドイということで、主任クラスのひと達が上役に抗議に行きました。

 

現場の実情をどれだけわかってくれたのか。

その後やっぱり日勤さんがいない日に、施設長がめずらしく(私が勤め出して初めて)現場に来て食事介助を手伝いましたが、これが危なっかしくてそっちにも見守りが必要でした。

嚥下能力の悪い人に無理に食べさせないで!

 

別の日には上役さんが朝食の手伝いに来てくれましたが、もともと体調不良だった人が食後車椅子上でうなだれていて、看護師が顔色の悪いことに気が付きすぐにバイタル測定、酸素吸入、病院搬送となりました。

見守りってただ見てるだけのことじゃないよ!

自分が利用者の座るソファーに腰掛けててどうするの!?

 

まあ、県からの天下りのひと達に期待するのもダメなんでしょうが、根本的な対策をしないでその場しのぎで事故でも起きたらと思うとぞっとします。

 

 

ちょっと愚痴ばかりになってしまいました。

自分の経験不足、技術不足は棚に上げてグチちたい心境だったんですよね。

北朝鮮の水爆実験とか、眞子さまの婚約内定とか、大きなニュースもあったのに、心に余裕がなくて全然入ってこないや(苦笑)

せめて休日には、美味しい物を食べて、髪でも切ってこようかな。

 


沙石集

2017-08-14 11:42:50 | 日記

鎌倉時代に書かれた仏教の説話集に「沙石集」しゃせきしゅう)というのがあります。

無住という東国の僧が書いたといわれています。

その中で、よく思い出すのがこんな話・・・(自分流に意訳しています)

 

ある僧が山の中を歩いていた。

すると年老いた農夫が畑を耕している。

かたわらには息子らしき若者が倒れており、よく見ると毒蛇にかまれ死んでいた。

農夫は僧に「あなたの行く先に私の家があります。伝言を頼めますか?」という。

「家の者に飯を持って来るように伝えて下さい。しかし今息子は死んでしまいましたので一人分でいいとお伝え下さい」

僧は農夫にたずねた。

「息子が死んでしまったというのに、なぜあなたは嘆かないのですか?」

農夫はこうこたえる。

「人間の親子というのは僅かの間の契(ちぎり)にしかすぎません。ちょうど烏たちが夜になると体を休めるために同じ木に止まったりしますが、朝になればそれぞれの方向へ飛び去るようなものです。だから少しも嘆いてはおりません」

 

僧がしばらく行くと家があった。

若い女が二人分の食事を持っていたので、先ほどの農夫の伝言を伝えると、女は「そうですか」といい。一人分の食事を家に置きに戻った。

家の中には老婆がいたので、僧は「畑で死んだのはあなたの息子ですか?」とたずねると「そうだ」とこたえる。

僧が老婆に「なぜ悲しまないのか?」ときくと老婆はこうこたえた。

どうして悲しむ必要がありましょう。母子の契(ちぎり)とは、ちょうど河の向こう岸に着くまでは同じ船に乗って行くけれども、到着すれば皆、ばらばらになるようなものです。少しも驚くべきことではありません」


僧は若い女にもたずねた。「死んだのはあなたの夫ですか?」女は「そうです」とこたえる。

僧は若い女に「夫が死んで悲しくはないのですか?」ときくと女はこうこたえた。

夫婦の情は、ちょうど市(いち)で人々が行き会って用事を済ませれば方々へ帰って行くようなものです。何の悲しみがありましょうか」


この僧は「この世の因縁は仮のものであり、執心はあってはいけない。在家の中にすら、このような心の持ち主がいるとは」と感心したという。

 

 

そうはいっても人間である以上なかなか執着って捨てらませんよね〜

この話を読んで「冷たい」と思う方もいるかも知れません。

これは説話なので大げさなのかも知れませんが、私はけっこう参考にしています。

執着しなければ腹も立たないわけですし、悲しみも怒りも、その大半って、自分が相手に期待しすぎて勝手に失望したり、勝手に裏切られた、という思い込みだったりするんじゃないかと思うので。

どんなに期待したって、しょせん他人、しょせん人間だから。

どこかで人間を過大評価していて、自分と同じように考えたり思ったりしてくれるものだと思っている点があったりして。

そんな人間が、一時とはいえ親子になり、夫婦になり、友人となり、いろんな関係性でつながる。

だからその一時を大切にする。

それをずっと続けたい、維持し続けたいとは思わないし、それはかなわない。自然はそうなっていないから。

それでいいと思っています。

 


油断大敵

2017-03-03 23:55:51 | 日記

今日の夕飯は「もやしと豆苗の豚肉レンジ蒸し」

ネットで見たら簡単そうだったので作ってみました。

ついでに台所周りもキレイにしてスッキリ。

ちゃんと夕飯食べて、ちゃんとお風呂に入って、ちゃんと明日の準備をして寝る。

そういう何気ない「毎日」が大切なんですよね。

生活するって。

忙しいとついつい朝食抜いたり、シャワーで済ませちゃったりしがちな自分を反省。

体重がね、ヤバいんです。

高血圧の治療中なのにこの体たらく。

ホント、ダイエットしないと。

 

〜レンジで簡単〜もやしと豆苗の豚巻きレンジ蒸し


苺のタルト

2017-01-12 19:12:18 | 日記

友人宅で新年会&ちょっと早い誕生日祝いをして来ました!

もういい大人なのに、自分の誕生日を言い訳にケーキを買うのは少し後ろめたい(苦笑)

それでなくても正月太りで体重ヤバいのに・・・

 

 

久しぶりに会う友人家族と食べたり飲んだりしゃべったり遊んだりして有意義な一日を過ごして来ました。

その友人夫婦とは学生時代からの付き合いなのですが、娘さんは来年中学生。

時の流れの早さを実感します(笑)

生まれた時はそのちっちゃい手足に感動したのに、今や両親に追いつきそうなくらい背も伸びて、よく食べるしよくしゃべる♫

でも甥っ子も姪っ子も知り合いの子ども達もみんな成長して、その成長に合わせてお年玉の金額も多少増やしているから年々お財布事情が・・・(笑)

20歳なったらもういいよね?

それとも就職するまで?

 


インフルエンザ再び

2017-01-10 23:49:47 | 日記

次々と職員がインフルエンザで倒れていく・・・

 

世間はやっとお正月気分も抜けて通常運転に戻りつつある頃だと思いますが、我が職場はホラー映画のようにどんどん人がいなくなってピンチ!

出勤できる職員の数が足りない!!

夜勤明けで次の日早番とか、しかも遅番さんが休みで遅番の仕事もやらなきゃいけないとか、いやいやいや、体は一つしかありませんから!

 

職員の数が足りない時に限っていつもより活発に徘徊を始めるおばあちゃんがいたり、急にタンスの整理をしたいと訴える人がいたり。

余裕が無い時って言動にも余裕がなくなっちゃうんですね。

いつもなら笑って済ませることにもその日は笑顔になれなくて、追いつめられている自分にハッと気が付きました。

急いでロッカーに常備しているチョコレートを一粒口に放り込んで気分を切り替え。

はぁ、危ない危ない。

焦ってもしかたないのにねぇ。