全国の書店員さんが一番売りたい本を選ぶ「本屋大賞」 2013年は百田尚樹さんの『海賊と呼ばれた男』(講談社)が大賞に選ばれました! うわぁ、ちゃんと読んどけばよかった! 百田尚樹さんは、零戦パイロットを取上げた『永遠の0』(講談社文庫)を読んで、すごく良かったんですが、この『海賊と呼ばれた男』は、ガソリンスタンドでおなじみ、出光興産の創業者を主人公にしていたため、よくある戦後復興時に活躍した破天荒な企業家の一代記かと思って、パラパラとしか読まなかったんです。 基本的にブルジョワ嫌いなもので(苦笑) タイトルもなんだか『女盗賊プーラン』(草思社)みたいだったし(笑) 本屋大賞に選ばれたからって今さら読み返すのは何だかくやしいしなぁ・・・ 私が一押ししていた、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』(新潮社)は残念ながら3位だったみたいです。 う~ん、残念。 ま、わざわざ宣伝しなくてもそこそこ売れているからいいか♪ 『海賊と呼ばれた男』は明日から本屋さんでも図書館でも一気に品切れになったりするんですかね? できたら、売れていないけれど書店員だから知っている、そんな隠れた「いい本」を「本屋大賞」に選んで欲しいところですが。
海賊とよばれた男 上
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2012-07-12
海賊とよばれた男 下 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2012-07-12 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます