イスラーム国を名乗る武装集団に日本人が拘束され、安倍首相のイスラーム国対策として2億ドルを支援するとの発表に反発して殺害予告された事件。
大きなニュースになっていますが、一人が殺害されたとの情報が流れて最悪の事態になってしまいましたね。
テロリストがYouTubeに動画を投稿して日本に身代金を要求することも驚きですが、安倍首相を名指しして「日本は自ら十字軍に参加した」という言葉もセンセーショナルでした。
そういう刺激的な言葉であおるのが「手」なんでしょうね。
どうすることもできませんが、TVやネットをもやもやした気持ちで見ていました。
人間って時々ほんとに嫌になります。
いつの時代も争いばかり。
そんな事件が起こっているのに、お腹は空くし、掃除や洗濯はしなきゃいけなし、買い物にも行くし、子ども達は公園で大声を上げて遊んでいるし。
今日は衣服の整理をして、洗濯機を二回転。
そろそろ確定申告の準備もしなくちゃいけなくて、送られて来た証券会社からの書類や医療費など領収書の整理を少しやりました。
夕方からは少し散歩に出て、気分転換。
さあ、明日からまたお弁当作らなくちゃ。
政府の「努力」が見えてこないので余計やきもきしてしまいます。
本当に、観光客が呼べる魅力的な遺跡があの当たりにはたくさんありますよね。
内戦に入る前のシリアを扱った本を読みましたが、人々で賑わう市場やローマ時代の遺跡などが紹介されていました。
そういう遺跡もかなり破壊されているらしいですね。
もったいない限りです。
試験勉強もせず、TVの人質事件のニュースばかり見ています。
先日のクルーザー論ではありませんが、究極の選択ですよね。
日本はイスラム国をどう扱うのか。
あいまいにするのか覚悟を決めるのか。
政府発言は「交渉に最大限努力」と「テロには屈しない」
がセットになっていてわかりにくいのですが、
米、英、豪とあからさまに連絡を取り合っていますし、
先日の自民党の武見敬三議員の発言を聞いていても
「日本人よ覚悟を決めろ」ということなのでしょうか。
既に対岸の火事ではないと思うのですが、人質事件のニュースの後に
街角のホットな話題が流れたりして、とたんに現実感がなくなります。
それにしても中東って素晴らしい遺跡がいっぱいあって
観光資源で収入も見込めるだろうに、戦争ばかりしていて
非常にもったいない気がします。