くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

一転して断言♪

2004-12-10 14:52:19 | 飲んで食べて
cucumbersand400


 どんなサンドイッチが一番好きかと訊かれたら、僕は迷わず「マーガリンを塗って薄切りキューリを挟んだやつ!」と答えます。
 世にサンドイッチは数あれど~こってり卵サンドやら、ゴージャスBLTやら~キューリサンドには敵わない。ここ十年来決まっているのです。
「じゃあ何かい、肉汁たっぷり熱々のカツを挟んじまったイベリコ豚カツサンドなんてえ出されたらどうするんだい?」と何故か江戸の言葉で訊かれたら、そこは若干ひるんだりするかも知れないのだけれど、やっぱり「キューリサンドのほうがいい!」と声高らかに宣言するものであります。
 柔らか~くもっちりした食パンに塗られたマーガリンの上品な香りの向こうに、水気をたっぷりと含んだ新鮮な薄切りキューリがぱりぱりさくりと弾ける食感は、もう堪えられまへんのです。軽く塩胡椒してね。

 サンドイッチの起源は18世紀のイギリス。ジョン・モンターギュ・サンドイッチ伯爵がトーストにコールドビーフを挟んで食べたのが始まりらしい。何でもポーカーかなんかをやっていて、片手で食べようとしたとか。ということはオリジナルはコールドビーフ、つまりローストビーフサンドイッチということになる。ずいぶん贅沢だなあと思うけど、まあジョンブルはとにかくビーフをよく食べるらしいので、決して驚くことではないのでしょうね。
 ちなみにキューリサンドイッチに一番合う飲み物は? と訊かれたら、もうそれは「シャンパン!」となるのです。一本千円の安物でも、つまりそれはシャンパンではなく発泡酒なのだけれども、とにかくこれも声高らかに宣言するものでありますよ(^^)

追:この記事は『音風景日記: 気ままに日常を記録する雑記帳』“伝染るんです”~にトラックバック。こちらも実に美味そうなサンドイッチありまふ♪