妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護に限界を感じましたが

2012-03-01 00:11:51 | 日頃気になること

6年前 特養のデイサービスを利用してました 当時の連絡帳から介護体験を

たどってみました(要介護2の時) 現在は要介護5で全介助です


平成17年12月24日(土)

前日の連絡帳に 昼食が食欲がなかったと ありました

実は 朝食抜きでデイに行ったのです


夕食は 普通でしたが食後 何もいじらないで眠ってしまいました 

この2,3日 少し元気がないように見えます 


施設からの便り

今日は昼休みの後より ソワソワされ帰りの心配をされたり落ち着かない様子ありました

トイレ誘導するも 「行かない!」 との事でした 


時間をおいてお誘いすると 落ち着いて過ごされています

 

振り返って

連日 食事の時間を惜しんで カバンいじり トイレットペーパーいじりを

狂ったように 一心不乱に3時間も 4時間も 続けて自分で止められない程の

異様な光景でした 


それが2,3日ピタリと おさまってました

こういう状態もまた心配でした

 

当時を思い出した記憶です

 

連日 次々と 異常な行動が起きて 気の休む暇はなかったです

私は 全ての問題行動は これが認知症なのだ 仕方がないと

認める努力をしてきましたが


何回も何回も もう限界だと思った事がありました

しかし 私よりはるかに困難な問題を抱えている介護者は 数多くいます


皆さん この耐え難い困難を乗り切っています


この力は『人の心』だと思います