妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻からの贈り物

2012-03-07 02:46:44 | 認知症介護

6年前 特養のデイサービスを利用してました その時の介護体験を綴ってみました

平成18年1月1日(日)

あけましておめでとうございます 

デイサービスを利用して3回目の正月を迎えることになりました

徐々に認知症が進行しているのがわかります


施設の皆様のおかげで対処の仕方も慣れてきました

これからも 頑張って介護に集中します


今年も よろしくお願します


施設からの便り

あけましておめでとうございます 

今年もよろしくおねがいします


新年会に参加して餅つきをして その餅を頂きました 


午後からは 書初めをして頂き “正月” という字を書いて頂きました

ノイコさんは とても上手に書いてくださいました


振り返って

今日(3月6日) 老健に夕食の食事介助に行ってきました

私と視線が合わないまま スプーンで口に運んで食べさせました


声を掛けながら おにぎりを食べさせましたが 今日は自分で

持つことはなかったです 


45分かかって完食しましたが 最後まで私を認識出来なかったようでした


右手だけは 自分で伸ばしたり 握ったり出来ますが

左手は 固まって 拳を握ったままになってしまいました 


私が 手助けしても 力を入れて伸ばしません

3年前の入所時は 自分で何とか歩けました

また 会話も通じてました


しかし この様な状態になって1年以上経ちますが

突然 私を見つめてハッキリと意味のある言葉を発します

2ヶ月に一度くらいです


つい最近は 私の声掛けに 「あらそうなの!」 と応えました

この言葉だけだったです


これは諦めない介護の 妻の魂からの 贈り物だと思ってます