妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の7年前の今日の様子は

2012-09-25 19:48:46 | アルツハイマー型認知症

妻は 現在 老健に入所しています。

要介護5で 全介助 自力で食事はとれません。

車椅子生活です。


食事はスプーンで口に運んでます。 

いまのところ咀嚼は正常で 嚥下力も普通です。

言葉は発しない 面会中ず~と45分間 無表情の時がある。


平成15年にはデイサービスを利用してました。

数年前の妻の生活はどうだったか急に気になったので、

当時の連絡帳を開いてみました。


平成17年の9月25日の日記から・・・・丁度7年前の今日になります。

夜、半袖では寒いと思って上着を渡すと 「暑いから」 と着ないで、そのまま

タタミに横になった。

そのまえに、靴下を脱いでタンスに入れました。

私でも長袖で肌寒く感じた。

室温は23℃でした。


後に解かったこと

一般に認知症患者は いつも不安で誰かに寄り添っていたいという期待があるそうです。

妻は以前から 私のいうことに逆らう性格だった。

この性格が後々まで強く表れていた。

暑いと感じても素直に上着を受け取るものだと思う。

大半の認知症高齢者は 介護者の言うことに素直に 「あ、そうかい。。」 「ハイ。。」 と

笑顔で答えるそうです。


重度になった今 人の思いやりや 本人に必須の介助に感謝の気持ちがあるのか、

私には 表情からも 感情からも伝わってきません。

妻の認知症は 感情を司る脳の機能が破壊されたと思う。