午後の林
身近な里山から、直接得られるものは何もなくなった。
というより林や森 斜面の山畑を必要としなくなった。
生き物の気配が感じられない。
かって山林は貴重な財産であった。
台風の影響か大規模の倒木がみられた。
間伐などの手入れができない山林は脆弱だ。
午後の林
身近な里山から、直接得られるものは何もなくなった。
というより林や森 斜面の山畑を必要としなくなった。
生き物の気配が感じられない。
かって山林は貴重な財産であった。
台風の影響か大規模の倒木がみられた。
間伐などの手入れができない山林は脆弱だ。
試食から一夜明けて、身体的な異常は全く出なかった。
食用可と判断し、朝食は茸汁にして家族二人で食べた。
現時点で毒性は認められない。
しかし 知人の言によれば河豚のように「毒キノコほど旨い」ということもあるらしい。
笛吹水仙が薫り高く咲いた。
木枯らしというのか、強い風が吹いて、向かいの欅は冬木立になった
藤が落葉松に絡みついて、宿主より太くなった。
その藤の古木に茸の隊列を見つけた。
見過ごすわけにはいかない、その天然半乾燥した茸を少しばかり、ポケットにねじ込んで帰った。
茸図鑑で調べたが、どれも、帯に短しタスキに長し、で特定できない。
こんな時先人はどうしたのだろう?
彼らは総じて、経験則から茸はうまいけれど反面危険な食材であることも知っていた。
しかし目の前の茸が、危険か安全か判断できないケースも多かった筈だ。
私が思うに少量を食べて安全を確認し、安全と判断できたものを食に供したのだろう。
傘の部分を少量切り取って、熱湯に約1分 流水に晒し、外観を見る。
特段の所見は見当たらない。
匂いなし 口に入れてみる 刺激なし 不快な味もしない。茸のうまみあり
醤油をつけて噛む、良い味だ 思い切って飲み込む、スムーズに流れ込んだ。
今年 氏神様の茅葺本殿が松本市重要文化財に指定された。
茅葺屋根の耐久は環境により大きく変わるものらしい。
鬱蒼とした社叢に囲まれて、落雪や湿気による腐食に晒される劣悪な環境改善のため、この度 周囲の杉を何本か伐採した。
社殿は1752年に建替えられたと伝えられる
最も太い杉木の切り株である、年輪はざっと数えて150輪
いずれ正確に数えてみる予定
年輪の幅の差が顕著だ。何があったのだろう。