家庭園芸で作る1本の早生みかん、というよりも手入れも消毒も施肥も思いついたときにしかしない自然任せに近いみかんだが、今年は鈴なり。
みかん農家では早生みかんは11月中に収穫してしまう。早生みかんは表皮が柔らかいので完熟するまで樹上に置くと、浮皮になったりで商品価値がなくなってしまう。我が家は家庭園芸なので気にしない。でも、本音は樹上で完熟させるつもりが半分、半分はサイズが立派すぎて食べる気がしないので放置していることもある。
我が家で食べるみかんは、2Sサイズ以下の小粒な食べやすいミカンだけを近隣のみかん農家から食べきれないほど貰っているので、家庭園芸で作る我が家の早生みかんは観賞用で終わる年もある。
でも、今年のみかんは商品価値の高いM・L級が揃った立派なみかんが鈴なり。糖度はわからないが病害虫も余りみられないので、珍しく高値で流通する規格・品質のみかんが実っている。このみかんの行く末がどうなるのかは別にして、せめて写真だけはとカメラに収めた。