・・・自転車「虹」に「びっくりぽん!」・・・
午前中の畑作業を終え、一息ついて庭の片隅で飲物を飲んでいると、自転車遊びをしていた孫二人が傍に来て、自転車を止めた時だった。
小学生の孫が、「アレー 虹が出ている」と自転車の足元を指さした。
「びっくりぽん」した。ホンマ、まさかの「虹」だった・・・
・・・保育園児が自転車で「虹」を作った!・・・
それをみた保育園児の孫が、自分の自転車をアッチに傾けコッチに傾けしている時だった。
「虹ができた!」と叫んだ。
またまた「びっくりぽん」だった。
太陽が自転車の車輪か金具かに反射して、「虹」ができたみたいだった。
姉は自転車からできた「虹」を偶然に見つけたが、妹は自分で自転車を使って「虹」を作った。凄いやっちゃ!
自転車でできた「虹」を見たのは、生まれて初めてだった。
・・・ダブルレインボ-ができた!・・・
「よし、お爺ちゃん、もっと大きな虹を作ってみる」
庭に置いてある散水用のホースをつかみ、シャワーを飛ばした。
先に見つけた2人の孫が、指さしながら大きな声で叫んだ。
「お爺ちゃん、虹が2つ出ている!」
「びっくりぽんぽん」だった。
「二重の虹(ダブルレインボー)」は幸運をもたらすとか聞いたことがあるが、見たことはなかった。
今までも、孫たちと何回か虹遊びしたが、「二重の虹」は出なかった。
自然にできた虹ではなかったが、「二重の虹」を見たのは生まれて初めてだった。
・・・「虹の記念日」・・・・
昨日の10月25日は、生まれて初めての「自転車虹」と「二重虹」に出会った日だった。
7色(なないろ)虹にちなみ、語呂合わせで「7(なな)月16(いろ)日」が「虹の日」と決まっているらしい。
でも自分と孫たちにとっては、10月25日が「虹の記念日」になった。
・・・・・・・
孫たちと遊んだから、生まれて初めての「虹」に出会えた。
彼女等も、初めての体験だった。
孫たちに言った。
『自分達の「和気あいあいさ」に微笑んだお天道様が、「虹」のご褒美をくれたんや』と。