台風19号が、静岡以東から福島にかけて大変な被害をもたらしていることを朝のテレビで知った。
千曲川はじめ多くの河川で決壊した様子が映し出されていた。深夜にはもっと水かさが多くて不安な夜を過ごした人々が多かったに違いない。
昭和28年の幼少の頃、有田川が決壊し二階まで濁流が押し寄せた悪夢を思い出した。今、濁流に晒されている人々のことを思うと、胸が痛んでくる。復旧が大変だ・・・
幸いにも我が家は暴風圏の端っこだったせいか被害は全くなかった。心配した柿は、葉っぱこそ千切れてアチコチに吹き飛んでいたものの落果はなかった。
これだと、近隣のみかん園も多少の擦り傷はあるかも知れないが、大した被害はなさそう。
<台風対策しておいたバスケットのゴールポスト>
・・・・・今季の初物:「ゆら早生みかん」・・・・・
隣のミカン農家に、初成りの「太秋柿」を数個だけ味見にと持って行った。見知らぬ「太秋柿」なので、特徴を説明した。
倉庫では、台風前に収穫した極早生の「ゆら早生ミカン」を別の倉庫から運び入れているところだった。これから、選果作業にかかるとのことだった。
「選果したら、3S(小さいので加工用となり商品価値がなくなるサイズ)、置いといて」と頼んでおいた。
コンテナから食べてみてと1つ取りだしてくれた。今年のは夏場に雨が多かったので、甘さが今一つということだった。
今季初めての「ゆら早生みかん」だったので、その場で食べずに持ち帰り、家内と味見した。多少の酸味が残っていたが、他の極早生ミカンとは格段に違う甘さだった。
<今季、初めて味わう「ゆら早生みかん」>
<いつものとおり、四つ割りにした:食べるのは、4口>