近所のミカン農家が、「ゆら早生みかん」が入ったコンテナを台車に載せて持ってきてくれた。我が家のコンテナに移し替えた。
ミカン農家;「今年は、コマ(ミニサイズ)が少ないので、これだけしかないけど・・・」と。
自分:「親戚へも持って行かなアカンのと違うん? そんなに少ないのにウチで貰ってもエエん?」
ミカン農家:「かまへん・かまへん」
自分:「悪いなあ・・・おおきに!」
帰りに採ってあった「大秋柿」を持って帰ってもらった。
・・・味見した・・・
早速、剥いて食べてみた。
表皮が薄い。袋も薄いので、4つ割りにすると袋が裂けて実が見えたりもする。食べなくても美味しいのが一目瞭然。
先日食べた極早生みかんと違って、糖度が高く酸もほどほどあって「コク」があった。我が味覚では糖度12度前後。この時期にこんな高糖度のみかんはない。
そんな「ゆら早生みかん」を、もらって食べ放題できるのは産地ならではの贅沢だと思っている。
・・・ミニサイズ(規格が3S以下)が少ない・・・
ミニサイズが少ないのは、摘果が行き届いたのか、隔年結果によるものか、雨が多かったのか、それともそれらが複合したのかはわからない。
農家にとっては出荷率が上がるので喜ばしいことだが、「おこぼれ」を待つ我が家にとっては複雑な気持ち。
もしかしたら「ゆら早生みかん」、他のミカン農家からも多くは期待できないのかもしれない。我が家で消費する分は心配ないとしても、我が家からの「おすそ分け」を待っている親戚には、大量に収穫できる11月中旬の「早生みかん」まで待ってもらうしかなさそう。