紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

散髪屋さん 友と友を繋いでくれる

2017年01月17日 | 田舎暮らし&家族

正月前、せめて髪だけでも綺麗にしておこうと思っていたが年末のバタバタで行かずじまい。正月が明けると今度は開き直り、髪が少々伸びようとも田舎暮らしだから「まあいいか」と放置してあった。

今日、散髪に行ってきた。今度の日曜日は親戚の法事。いくら何でも、上は薄くなったので何とかなるが耳にかぶさった髪では、さすがに先方さんに失礼と切ってきた。行きつけの散髪屋さんは夫婦と息子の3人でやっているが、自分の髪を切ってくれるのは、いつも主人。

椅子に座った途端、「この間、〇〇さんが来てたで」と。自分の親戚や知人を知っているご夫婦は、彼らが来たことや近況を教えてくれる。「〇〇さん、今度、法事に出るんや。自分も一緒や」

今度は、畑を借りて野菜を作ってるお互いが良く知っている夫妻の話になると、横から奥さんも加わって三人で井戸端会議みたいになった。 

「△△さん、年末に来てくれたで。何か、シルバーの関係の役もろて大変や言うてたで」

「そう言えば、自分の知り合いで役場OBの人、自分の後釜に△△さんに頼んだと言うてたなあ」

「△△さんの畑、相変わらず草一本ないよ」

「奥さん、まだ勤めてるし、家で一人ですることもないみたいやし・・・ 真面目で熱心やし・・・好きなんかも・・・ でも真似できんなあ・・・」

「あの奥さん、勤めに行くとき直売所に出荷し、帰りに売れ残りを引き取ってくるそうやで」

立派な野菜を作っている旦那に、「それいくらで、売ってんのと聞いたら」、「知らん、家内まかせやて言うてたで」

などなど。

聞こえてる他のお客さん、迷惑しているかもと気にしつつも、親戚・知人・お互いの近況のみならず地域の出来事なども話題になったりと、自分にとっては貴重なコミュニケーションの場。そうこうするうち、1時間の散髪時間があっという間に終わってしまった。



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