白菜がいくつも畑に残っている。
残っているから使うのではない。この時期の「お好み焼き」には、必ず白菜を使っている。ただし使うのは、贅沢にも柔らかい『白菜の上部1/4』程度。※残った下部の白菜は、鍋物や味噌汁などの料理に使っている。
白菜を使った我が家のシンプルな「お好み焼き」のレシピです。
材料(2人分)
①白菜:上部1/4、②卵:2個、③お好み焼きの粉(または小麦粉):少量、④調味料:お好み焼きソース・鰹節・マヨネーズ
※他の具材を入れなくても、これだけで十分美味しい。
作り方
1. ボールに「卵2個」を割って溶く。
2. 適当な大きさに「ざく切りした白菜の上部」を、「1」のボールに入れ混ぜる。
3. 「2」に「お好み焼きの粉」を少しずつ入れながら混ぜ、「卵」が流れ出さない程度まで入れる。(粉は少量)
(卵・白菜・粉を混ぜ合わした状態)
4. 油をひき中弱火で熱したフライパンに「3」を入れ、2cm程度の厚さに広げる。
(フライパンに広げた状態)
5. 中弱火で裏面に焼き色がつくまで焼く。
6. フライパンを持ち上げ、揺すってお好み焼きがフライパンにくっついていないことを確かめつつ、「エイヤッ」と空中で上下をひっくり返す。(そばでみていた孫が、『オー』と感動してくれた。家内からは、『ひっくり返すの上手やなあ』と毎回の煽て言葉に乗せられ、いつもお好み焼きは自分が担当する)
7. コテで2等分または4等分など適当な大きさに切れ目を入れてから、お好み焼きソース・鰹節・マヨネーズなどを好みでかける。
(好みにした状態)
8. 裏の焼き具合を確かめ、焼き色がついていれば出来上がり。「7」の作業をしているうちに、ほぼ焼き上がる。
9. 頂きます
(注)我が家のお好み焼きは粉が少量。つなぎの卵と粉が入った『白菜焼き』みたいなお好み焼きです。
・・・食レポ・・・
白菜のお好み焼き。いつも孫や家内が「美味しい」と褒めてくれる。
テレビの食レポを聞いていると、表現力の競い合いをしているかのようだったり、美辞麗句を並べたててみたりと味覚をストレートに表現しないことが多くて、本当の美味しさが伝わってこない。
でも家族は真っ正直に表現してくれる。白菜を届けたご近所さんに作り方を教えたら、後日、わざわざ電話で食べた感想を正直に連絡してくれた。
白菜のお好み焼き、我が家とご近所さんに共通する食レポは・・・
- フワフワで柔らかくて美味しい。
- これ食べたら、キャベツのお好み焼きは食べたくない。
昔、NHKの番組でプロの料理人が「白菜のお好み焼き」を披露した時は、小麦粉を使っていた。白菜の旨みをアピールするためだった。
自分は調味料入りのお好み焼きの粉を使ったので、白菜の旨みがアピールできたのかどうかはわからない・・・
粉もん好きな方は、お試しあれ!