近所のミカン農家が、『これ、摘果して落としてしまうのも勿体ないので』と、収穫前の色づきかけたばかりの「ゆら早生みかん」を持って来てくれた。
早速、味見した。物凄く甘かった! ビックリするほど甘かったので、糖度計で測ってみた。
測ったのは、やや色づきかけていて、お尻にボコボコ膨らみがある甘さ間違いなしのミカン。
糖度が13.1度もあった。「びっくりぽん」だった。
ミカン最盛期でも、13度以上のミカンは極上品なのに・・・
「ゆら早生みかん」はJA共撰出荷も始まっていないし、農家も収穫していない時期なのに・・・
それでいて、こんなに甘いとは・・・ 『ゆら早生みかん、凄い!』
・・・今季のミカン摘果は・・・
今夏は雨が多くて摘果ができず、今もなお摘果が残っている農家もある。
ミカンを持って来てくれた農家も、今も人を雇ってまで摘果を続けている。
・・・電話した・・・
ミカン農家に電話した。
「今年の夏は雨が多くて、味がよくないかもとか、大玉果が多いのではと思っていたのに。もらったミカン、無茶苦茶甘かった。酸が切れていないのもあったけど、甘そうなのを選んで糖度計で測ったら、13.1度もあったで」と伝えた。
『エー そんなにあった』と、ビックリしながらも、『でも、小さすぎて出荷規格外やし・・・」
「もし、摘果で切り落とした時は連絡して。畑へ拾いに行くから」と。
『ゆら早生みかんを摘果する時は、テボへ入れて持って帰ってくるようにする』と言ってくれた。
「おおきに!!!」
摘果を手伝いにも行かないのに厚かましいことを言ってしまい、摘果の手間を取らせてしまうことになってしまった・・・
「漬物」や「さつま芋」でお返しするしかない・・・